ASIMOが走行!その一年前にQRIOが既に走ってたという事実
「Honda、次世代ASIMOの技術を発表」というニュース。なんと時速3kmで走ることが可能になっている!動画はこちら「Honda | HDTV | 次世代ASIMOの技術」
仕様についての記述に『関節自由度数 34自由度(現行26自由度)』というのがあるのだが、この「自由度」という単位、非常にカッコイイと思うのは僕だけだろうか?由緒正しいサイエンス・フィクションの匂いを感じるのだが。
この自由度、かなりいい具合に改善されていて、例えば親指に軸が出来て、色々な形のモノをつかむという行為が出来るらしい。また、手首にも二軸加えられている。さらに大きな改善点は、腰の回転が加わったことだ。これはバックパックの小型化もあっての実現。おかげでフォルムもさらにスッキリした。なんだかプラモ狂四郎の改造を思い出す(笑)また、首関節もさらに動くようになったとのこと。
これらの自由度の改善、走行の実現という点から思い浮かぶのは軍事転用だ。サブマシンガンを構えて進攻、どんな姿勢でも頭部センサーはターゲットを追い射撃することが可能だ。という妄想(笑)
さて、ロボットが走ったということで、いろいろとググってみたら、なんとソニーのQRIOは一年も前にそれを実現してた!
「QRIOが走った! ソニーが進化したQRIOを披露」
こちらもそれなりにスゴいんだろうけど、ASIMOほどのインパクトに欠けるのはどうしてなんだろうね?当初はASIMOのように階段を登る必要は無いとも言ってたんだけど、走るんだったら階段も登れよ!とも思う。つか、そろそろ大型化したらどうだ?QRIOの大きさでは、何をするためのものなのか、いまいち目的が見えてこないんだがなぁ。
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投稿者 愛場大介(Daisuke AIBA / Jetdaisuke) : 2004年12月23日 18:33