カトキ立ちの法則と真実
カトキハジメのモビルスーツの立ち方には意外な秘密があったらしい
もう一年も前に書かれたものなんですが、こんなページがありました。
「カトキ立ちは何故好まれる? 〜カトキ立ちの最適角〜」
分度器でガンダムを計測するところから始まり、その角度の法則性から仮説をたて、世代間の認識の違いにまで議論は発展し、最後はやはり王道の黄金分割で締めるという素晴らしいロジック。ガノタ必読のページ。
それにしても、センチネルのMSが大河原邦男の立ち方(ガワラ立ち)で描かれるとスゲーかっこわりい(笑)糞ボルト@落描道場:逆セソチネノレ参照
ガンダムを単なる人型ロボットと考えるカトキハジメらの世代は見下ろし気味の視点で絵を描くのに対し、ガンダムを人間ドラマにおける小道具と考える大河原邦男らの世代はあくまで、人間の視点で巨大ロボットを見上げたときの視点で絵を描く
見上げる視点主体のガワラ立ちよりも見下ろす視点主体のカトキ立ちがもてはやされる理由は、現在のガンダムビジネスが、巨大ロボットのガンダムを見上げるユーザーよりもガンダムの玩具・模型を見下ろすユーザーにより支えられているからだ
見下ろし気味なのは玩具主体、見上げるのは映像主体という見解。
富野御大は自身の著書にて、俯瞰で描いてしまうのは、コンピュータ作業ばかりして身体的感覚を養わないからだ、と言っていたけども、その説よりも、玩具主体で捉えていると考えたほうが納得がいく。それも身体性が欠如しているからこそなのかもしれないけど。
投稿者 愛場大介(Daisuke AIBA / Jetdaisuke) : 2004年12月24日 16:15