失われた地震とか、彼女を守る51の方法とか
夕方に目覚めて、近所のクィーンズ伊勢丹に行って朝飯を選んでると、店のパートのおばちゃん達がなにやら騒いでます。
店内ディスプレイとして柱に吊るしてある鍋たちが揺れているというのです。見ると確かに揺れていました。おばちゃんのうちの一人から「地震云々」という言葉が耳に届きました。きっと気付かないうちに震度1〜2くらいのがあったんだろなと思いました。その程度なら歩いてると気付かないですもんね。
で、買い物を終えて家まで帰って来ると、家の中が散乱してるじゃないですか!
本棚とか机の上とかの物が倒れてたり落ちてたり… 気になったので地震速報ブログを見てみたんですけど一切の記述無し。
とりあえず散乱した室内を片付けてると、外出先の嫁から電話があって、震度4くらいに感じたとか。外出先ビルでは館内放送が何度かあったほどの大事だったらしい。そして、嫁さんの実家からも電話があって、震度4だってテレビで言ってたよ!とか。
Yahoo!トピックにも情報が上がってたので見てみたら、僕の住んでるとこは震度3で計測されてたようですけど、お隣の杉並区や和光市や戸田市なんかは震度4とのこと。
さすがに震度4を感じなくなっちゃオイラもお終いだなと思ったり、震度4よりも歩いてる時の震動のほうがスゴイのかなと思ったり、件のクィーンズ伊勢丹って最新の高層マンション内にあるから免震機能がすこぶる良いのかもなとか考えてみたり、まあそんなこんなを考えてみても、やっぱり地震を感じられなかったというのは、なんだか祭りに乗り遅れたような気分ですね。
僕は、いつか迎えるカタルシスと、あるかもしれないエクソダスのために日々を生きてるようなものなので、震度4クラスともなると結構重要なイベントです。
さて、妻との間で話題になってる本がありまして、彼女を守る51の方法?都会で地震が起こった日というものなんですが、読んでみるとこれが非常に面白い。基本的には、巨大地震が起きたとき想定されるあらゆる事象から、自分の彼女をどう守り抜くかというハウツー本というかマニュアル本です。このノリはどこかホイチョイみたいなものも感じます。それにしても、地震シミュレーションというのはエンタメそのものなんですね。映画「日本沈没」とかもその類いですね。
投稿者 愛場大介(Daisuke AIBA / Jetdaisuke) : 2005年10月16日 17:21