HD映像配信はテレビ放送よりもむしろPCでブレイクするの!?
小さくて汚い映像を配信してるのに、なんでHDカメラで撮るの?
映像配信サイトの映像制作やってる友達とお茶してきた。
最近、ソニーのHDビデオカメラ「SONY HDR-FX1」にて、コンテンツの素材撮りを始めたと言っていた。
そこで当然のことながら疑問が湧く。
ネットで配信されるサイズってQVGA(320*240ピクセル)が多くて、たまにVGA(640*480ピクセル、SD同等)サイズ見かけるくらいじゃん。データレート的にはQVGAが300~500kbps程度、VGAだと最低1Mbpsくらいになるかなという感じ。この程度までならADSL向けでのストリーミング配信が楽に出来るかなというところ。
さて、HDの映像ともなると最低でもSDの倍長、1280*720ピクセルとなるわけだが、現状VGAサイズの配信すらも無いサービスがあるのに、どうしてHDで撮影しておく必要があるのか?
それは実に明快な答えだった。
恐らく最も普及しているパソコンモニタは17インチ、その最適な使用解像度が1024*768ピクセル〜1280*960ピクセル。解像度的にはハイビジョンTVの代用は可能。ハイビジョンTVの普及にはまだまだ時間がかかるだろうが、パソコンなら皆持っている。あとは配信に必要なインフラが整うのを待つのみと。
ごく近い将来、最も多くのHD映像を購入するのは、パソコンユーザーになるのではないか、という話をしていた。
目から鱗だ。
投稿者 愛場大介(Daisuke AIBA / Jetdaisuke) : 2005年1月26日 22:16