必読「スタートアップを殺す18の誤り」
今までいろいろと見て来ましたけど、失敗するんだろうなと直感的に感じた瞬間は、やはり以下のどれかを確実に遂行してますね。全部やれば絶対に失敗。こわいこわい。
以下、抜粋
1. 創業者が1人
創業者が1人であるのは何が問題なのだろう? まず何より、それが不信任投票だということがある。
2. 立地のまずさ
そこにスタートアップが栄えるのは、たぶんどの産業でも同じ理由のためだ。そこにはエキスパートがいるからだ。水準が高く、人々はあなたのすることにより共感を持っている。
3. 小さなニッチ
競合を避けられる唯一の方法は、いいアイデアを避けるということだ。
4. 模倣したアイデア
成功したスタートアップの元をたどってみれば、他のスタートアップの模倣で始めたものはほとんどない。
5. 頑固さ
成功したスタートアップの多くは、最終的には始め意図していたのとは違ったことをやっている。
6. まずいプログラマを雇う
本当に優れたプログラマはビジネス屋のビジョンを実装するというような仕事をやりたいと は思わないからだ
7. 不適切なプラットフォームの選択
バブルのとき多くのスタートアップがサーバベースのアプリケーションをWindows上に構築するという決断をして自滅した
8. 遅すぎるローンチ
いくつかの異なった問題がローンチの遅延という形になって現れる。仕事が遅すぎる、問題を本当には理解していない、ユーザに向き合うのを恐れている、判断されるのを恐れている、あまりにたくさんの違ったことをしている、過剰な完全主義に陥っている
9. 早すぎるローンチ
何かをローンチし、アーリーアダプターがそれを試してみて、そしてそれがまずいものだったなら、彼らは二度と戻ってこないだろう。
10. はっきりしたユーザ像を念頭に置いていない
驚くほど多くの創業者たちが、実際のところどんな人かわからない誰かが、きっと自分の作っているものを欲しがるだろうと仮定したがる。その創業者自身はそれを 欲しいと思うのだろうか? いいや、彼らはターゲットとするマーケットに入っていないのだ。
11. あまりに少ない資金しか調達しない
よく「滑走路」と呼ばれていて、「滑走路はあとどれだけ残ってる?」みたいな言い方をする。これはうまいメタファーで、それというのも、資金が切れたときにあなたは離陸しているか死んでいるかのどちらかだからだ
12. 資金を使いすぎる
(a) 避けられる限りは採用しない。 (b) サラリーよりは株式で払う。金を節約するためだけでなく、株式を好む献身的タイプの人を集められる。(c) コードを書く人か、外へ出て行ってユーザを獲得する人だけを雇う。最初必要となるのはその人たちだけだ。
13. 資金を獲得しすぎること
評判のいい会社から妥当な評価額で、普通でない厄介な条件なしで提示を受けたなら、ただそれを受け入れて会社づくりに向かうことだ
14. 投資家の管理のまずさ
最も有名な例はAppleであり、その重役会はスティーブ・ジョブズを解雇するというほとんど致命的なへまをやった
15. 収益(の期待)のためにユーザを犠牲にする
勝っている企業はユーザを第一にしている所だ。Googleがその例だ。彼らは検索を使えるものにし、そのあと、そこからどうやって金を得るか考えた。しかし依然として、最初からビジネスモデルにフォーカスしないのは無責任だと考えているスタートアップ創業者たちがいる
16. 手を汚したがらない
あなたがユーザを引きつけようとするなら、コンピュータの前から離れて、ユーザを見つけに行く必要がある。これは楽しい仕事ではないが、自分にそうさせることができたなら、成功のチャンスはずっと大きくなる。
17. 創業者間の争い
誰かがあなたの必要とするスキルを持っており、他に見つけられないかもしれないという理由で嫌いな人をあなたのスタートアップに加えないこと。人はスタートアップにとってもっとも重要な成分であり、そこで妥協してはいけない。
18. 生半可な努力
失敗したスタートアップの創業者の多くはデイジョブを辞めておらず、成功したスタートアップの創業者の多くはデイジョブを辞めている。
以上
投稿者 愛場大介(Daisuke AIBA / Jetdaisuke) : 2006年10月29日 06:10