市民の混乱を招くデザイン
「ちょっと面白い発想」のつもりが、周囲を困惑させかねない例
ポストには二種類ありますよね。
郵便事業者が街角に設置したものと、各家庭に届く郵便物を入れるためのもの。
ではこれはどっち?
上の写真はうちの近所の、ある会社の社屋前に置いてある郵便受けです。荻窪だか井荻あたりの環八沿いにも同じようなものを玄関前に設置している方がいらっしゃいます。レトロデザインなポストを置くというのは、わりとポピュラーな発想なのかもしれないですね。
しかしこういったデザインのポストというのは、僕が子供のころ(20年ほど前)にはまだ使用されてましたから、無駄な混乱を招かないか心配です。門の奥や前庭など明らかに個人の敷地内と思われる箇所ならまだしも、上の写真のポストは道路に面した場所にあるので余計にややこしいです。
事実、うちの子は「手紙を送るときあれに入れてもいいの?」ときいてきましたからね。分かりやすく名前を入れたり、注意書きをしておくなど、ちょっとした工夫があると良いかもしれないですね。
ポスト以外にもいろいろ混乱を招きそうなデザインはたくさんあると思います。色分けひとつとっても、間違いやすいものは街中にあふれていますね。使う側としてもデザインする側としても気をつけたいと思います。
余談ですが、昔働いていた会社ではMacintosh SE30の外装をポストとして再利用していました。
投稿者 愛場大介(Daisuke AIBA / Jetdaisuke) : 2006年1月 7日 18:06