告白 チャールズ・R・ジェンキンス 著
北朝鮮による拉致被害者 曽我ひとみさんの半生を描いたドラマを観ました
ついさっきまで日テレで放送していた「告白」という、北朝鮮の拉致被害者 曽我ひとみさんとその夫ジェンキンス氏の再現ドラマを観ていました。
放送後にPRが入っていたのですが、この「告白」という書籍をもとに構成したドラマだったようですね。
「告白」チャールズ・R・ジェンキンス著
拉致被害者・曽我ひとみさんの夫の半生記
横田めぐみさんら、他の拉致被害者に関する貴重な証言も出てくる
こうして裏側を知ってしまうと改めて、本当に拉致というのは卑劣な行為だったのだと痛感するばかりですね、月並みな言葉ですけどね。僕も日本海側のほうで育ったものですから、「夜に海の近くにいると北朝鮮の工作員に拉致される」なんていう風に言われたりしたものです。
なかば冗談まじりかとも思えますけども、実際に物証があったりするので笑えなくなるわけです。しかも2001年の時点でも難なく上陸されて侵入を許しているわけです。以下、平成13年 警察白書より引用。
2001年(13年)3月、富山県黒部市の黒部川河口で、1990年(2年)に福井県の海岸で発見された北朝鮮工作員が密入国するために使用したとみられる水中スクーター様の物と極めて類似した物が発見された
富山県の黒部市の黒部川河口の砂地で3月29日に見つかった不発弾のような物体は、北朝鮮の水中スクーターだということがわかったと今日の新聞、ラジオで報道されていました。前部には取っ手があり、スクリューやバッテリーも付いていたとのこと。夜の闇にまぎれて、富山湾の沖で船からおり、海中をこのスクーターにつかまって北朝鮮の工作員が黒部の地に上陸したのでしょうか?まだ寒い海を決死の思いで不法入国するための使命とはいったいなんなのでしょうか?いずれにしろ、怖い話です。小さい頃聞かされた、人さらいの話は現実にあったことなんだ、そして夜中に海辺を散歩するのはためらわれる、そんなの日本海側にすむ者のとりこし苦労かな??
黒部川河口といえば僕の友人の実家がすぐそばで、僕もよく釣りに行ったり、夜の海辺で花火なんかして遊んだものです。ごく身近に感じられるところにもそんな脅威が存在することに驚かずにはいられません。冗談抜きでチーム★アメリカの出動を要請したくなります。
投稿者 愛場大介(Daisuke AIBA / Jetdaisuke) : 2006年1月 9日 23:37