Web 2.0やるならB2BかB2Cか?
先日、泉田雅外さんから質問されて思わず言葉に詰まったのが
「ジェットさんはB2B派ですか、それともB2C派ですか?」というもの。
ビジネスとしてのコンシューマー・ジェネレイテッド・メディア(CGM)を考えると、なるほどこの問いかけは効果的です。いろんな側面を浮き彫りにさせます。
酔ってたので何と答えたのかあまり覚えてないですが、ろくに答え切れていないのは想像に難くないですね。素面の今ですら答えきれないですから。
Web 2.0時代はアレとかアレみたいに、B2Bに全く触れずに済むのが最もクールだとは思えますけどね。
ドリコム上場時のニュースにて『ブログ事業は、パッケージ提供方式を主体にした大規模案件に注力した結果、売上高に占める比率は71.8%と相対的に高かった。しかし、ブログ事業の営業利益率は36.8%と、検索エンジン事業の43.5%を下回った』とあったのが印象的でした。
検索エンジンがWeb 2.0かというと近からず遠いという感じですが、B2Bに注力したブログ事業の利益が薄かった点で、やはり器だけ置いといてUGC(ユーザー・ジェネレイテッド・コンテンツ)を寝て待つというのがこの手のサービスの正解に思えます。
問題は、果報を寝て待つ間にも体力は消耗するということで、しかも寝てばかりいると筋力も落ちます。それでも寝ていられるか否かだとは思います。
小売りか卸かその両方か、という事にも似つつ全く質の違うものですね。
投稿者 愛場大介(Daisuke AIBA / Jetdaisuke) : 2006年11月19日 21:22