簡単スライドショー制作方法、QuickTime Pro
去年iPodがビデオ再生に対応した際、動画エンコード用にQuickTime Proにアップグレードした方も多いかと思います。しかし、せっかく高機能のソフトなのですから、単にエンコーダーとして使用するだけではもったいないですよね。そんなわけで今回は、QuickTime Proの便利な利用方法をご紹介します。
QuickTime Player 7.0 Help: 静止イメージからスライドショーまたはアニメーションを作成する
まずは001、002、003といったように写真のファイル名を連番にして、ひとつのフォルダに入れます。これをQuickTime Playerの「ファイル」>「イメージシーケンスを開く」から読み込みます。
写真のファイル名は、多くのデジカメの場合デフォルトで連番になってますから、撮った順に見せるなら特に番号の割当を変える必要はないです。
「イメージシーケンスの設定」から、写真が表示される時間を選択します。
たったこれだけでスライドショー(mov)の作成は終了です。
さらにBGMトラックを追加したいなら、Optionキーを押しながら音声データをペーストしてやればOKです。以下のサンプル動画(YouTube)は、GarageBand 3を使ってBGMを付加してみました。
また、QuickTime Playerにて音声トラックを追加する際は、ちょっとした裏技によって、音と映像の尺をピッタリ合わせることが出来ます。方法の詳細は以下の通り。
ムービーを保存する前にオーディオトラックを追加すれば、スライドショーにミュージックを追加することもできます。オーディオファイルを開き、スライドショーに追加する部分を選択し、「編集」>「コピー」と選択します。スライドショー(またはその一部)を選択し、「編集」>「すべてを選択」と選択してから、「編集」>「選択範囲に調整して追加」と選択します。オーディオの速度はペースト先の長さに合わせて上下します(ピッチは同じままです)。最良の結果を得るためには、スライドショーの長さをできるだけオーディオの長さに合わせます。異なる位置から始まる複数のオーディオファイルをムービーに追加することで、サウンドトラックを長くすることもできます。
また、新しいプレーヤーウインドウを開き、オーディオをコピーして新しいウインドウにペーストしてから、「編集」>「選択範囲に調整して追加」と選択してスライドショーをコピーして新しいウインドウにペーストすることで、元のオーディオの速度を維持し、イメージの速度を変更できます。
投稿者 愛場大介(Daisuke AIBA / Jetdaisuke) : 2006年4月18日 19:54