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動画共有サービスはYouTubeよりFlickrを目指すべきだ

CGMをうたいつつも著作権侵害に頼ったアングラまがいのサービスなどはいずれ終わり、真に「機能」としての動画共有サービスのみが残るのではないだろうか。



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実に鋭い考察だというか、あの頃ブロードバンドでアレだった人間にはとても共感できるというか。
【B面】犬にかぶらせろ!乃風 - ブロードバンドバブルの時代を思い出す

そもそも何をどう勘違いすれば人が素人の作った著作権的に無問題な映像を観るなんて思うのだろう

まったくその通り。ブログを書くのとは難易度が決定的に違う。なかには面白い動画もあるけど、並外れた熱意の賜物かもしくは偶然の産物である場合が多々。ブログのように誰もが手軽に興じられる遊びでないことは確か。

素人が本当にエンタメや情報番組というものをやれるなら、そしてユーザーが真にそれを望むのなら、YouTubeの著作権問題が大々的に取り扱われることはないだろう。

つまりビデオにおけるCGMというのはあり得ないということになる。

ならば動画共有サービスというのはどうあるべきかというと、Flickr的な利用目的しか今のところ思い浮かばない。Flickrが動画にも対応すればいい。ただそれだけだ。

ビデオカメラの現状を見てみると、テープやDVDといったリムーバブルメディアから、ハードディスクドライブやメモリーカードに移ってきている。

これは撮影した動画のインデックスが、メディア(ロール)単位からファイル単位に移行しているということ。

これまではテープに貼ったシールがタグ付けを、撮影日が時系列での索引を、テープの保管場所がカテゴライズだったりした。これがファイル単位だとまったく通用しない。何らかの情報技術に頼るより他はない。

そこで動画共有サービスの出番だ!とは言い難いが、ローカルのHDDにため込んで管理するよりは、データセンターのストレージのほうがずっと良い環境だとも考えられる。確実にバックアップもとってくれるならなお良しだ。

テープメディアと違って、衝撃や静電気で全て吹き飛んでしまうような脆弱な記録媒体がメジャーになってきているということ、そしてどうインデックスするかどう検索性を持たせるか、これらの諸問題を解決するひとつの方法が動画共有サービスだと言える。

動画共有とは書いているが、別に共有する必要があるわけではない。名前から想起するような、SNS的なものである必要もない。動画ファイルに適したオンラインストレージがあれば、使ってみると良いというだけのことだ。ただし、単なるストレージではなく共有もできるサービスであれば、遠方の家族や友人などと分かち合うものもあり、何かと便利なのではないかと思う。

これらを実現するには、現状をはるかに超える高速回線と無尽蔵のストレージが必要になるだろう。なにしろ時代はハイデフなのだ。QVGAがようやく見られるような現在の状況ではまだまだ満足できるサービスとは言い難い。

早ければ3年、遅くとも5年以内にはそういった問題は解決され、HD映像を気軽にアップロードできる動画版Flickrのようなものも現れるのではないだろうか。

また、WEBアプリケーション上でHD映像のエディットまで出来てしまえば嬉しい。既に「Jumpcut」のようなサービスがあるので、それはそう遠くない将来に実現されるだろう。hellodeoのようなダイレクト録画機能についても同様だ。

結局のところ、今現在のYouTube祭りに関しては、著作権にまつわる問題提起と、素人によるビデオCGMよりもやはりメジャーコンテンツが面白いという印象を残して、近々急速に終息するような気がしてならない。

その後に、本質的な動画共有サービスが始まるのではないかと考えている。



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投稿者 愛場大介(Daisuke AIBA / Jetdaisuke) : 2006年7月27日 14:24

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