佐野元春ブロガーミーティングのスケッチとメモ
既に色々と書かれてますが、佐野元春さんのブロガーミーティングに行ってまいりまして、詳細については以下の記事が臨場感たっぷりなので、それを読んでいただければ完了かと。
▼ナタリー — [佐野元春] ネット時代の音楽ビジネスを語る
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▼第一回「佐野元春ブロガーミーティング」開催される
で、ブロガーミーティングとはいえ今回は、ブロガーによるアーティスト写真は撮影禁止でした。ビジュアル系wブロガーの僕なんかはその時点で片翼もげてる感じですが、頑張ってスケッチしておきました。
プロカメラマンによるアー写は提供してもらえたのですが、やっぱりブログに載せるのは自分目線のものでないと違和感ありますからね。
アノ元春がKeynoteを使って僕らにプレゼンするわけです。スクリーンの脇を行ったり来たり、めまぐるしく何往復もしながら。これは演奏でもなく元春レディオショーでもなく、実に新鮮かつ貴重なものを見た気がしますね。
こういうのはUstream.tvで生中継しても面白かったんじゃないかと思います。生じゃなくても録画して元春ビデオショーとかiTunes Storeで配信してもいいんじゃないでしょうか。一握りのブロガーだけに体験させるのは非常にもったいない気がしました。僕もサウンドストリート聴いて育った少年なのですが、これはそういう人達とシェアしたほうが良いかと。
あと、どうでも良い情報ですが、置いてあるバイクのライトがジョニー5の目玉に見えて仕方なかったり、ネタフルのコグレさんの椅子が低くて座りにくそうだなと思ったり、自分もさんざん食べたのに横にいた河村さんのサンドイッチがとても美味しく見えたり、そんなところです。
こちらはプレゼン中の佐野元春さん詳細図
# 吹き出しの中はキーワードを抽出しただけで台詞ではありません
ひとしきり喋ったあとに、とてもいい笑顔だったのが印象的でした(上の絵では全く描ききれてませんがw)。
今回お話をうかがって僕の中で明確になったのは、所謂メジャーアーティストにとっての"ネットと著作権の関係"と、僕らにとってのそれとはまた別物なんだという点でした。
職業音楽家が楽曲フリーダウンロードやCCCDを経て手に入れた「現在」(←「いま」と読め)と、僕らがMAD動画なんかについて思うあれこれは、当たり前ですけど全く違う視点なんですよね。
で、元春さん曰く、今の音楽業界で起きてる諸々は「ルネサンス」だと。
けど、それはキラキラした世界の話であって、僕のような小市民レベルではiLife '08とYouTubeが近しいとかニコ動と初音ミクの関係のほうがよほどルネサンスなんだとぼんやり考えてみました。
そんなこんながありましたが、一番嬉しかったのは元春さんが会話の中にごくごく自然に「ハピネス」という言葉を織り交ぜていたことです。
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投稿者 愛場大介(Daisuke AIBA / Jetdaisuke) : 2007年11月 1日 02:34