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こんな僕でも社長になれた 家入さん直筆らくがき入り

ペパボ社長の家入一真さんに巷で話題の自伝「こんな僕でも社長になれた」をONEDARIしました。

こんな彼だから社長になるのを求められてるのです。疑うことなくそう思います。

家入さんと言えばペパボの社長にしてナナロク世代の風雲児ですが、皆さん既にご存知の通り、そんなキーワードの数々からは途方もなくかけ離れた自伝が刊行されております。

家入一真 (著) こんな僕でも社長になれた
こんな僕でも社長になれた

じつは随分前に頂いてたのですが、なかなか紹介できずにおりました。
単純に、読了が遅かったというのもありますが実際のところは、彼の本だから出来が悪くないことは予想できたので、それを褒めなくてはならない事態を迎えるのを先延ばししていたというか・・・

褒めたくないわけではないのですが、有り体に感嘆詞をつらつら並べてしまうのも気恥ずかしく、なぜ気恥ずかしいかといえば、彼のはにかんだような照れ笑いみたいな顔が容易に想像できるからで、

朝の電車内で読もうと表紙をめくったら、いきなりこんなサイン入り落書きで不意打ちですよ。
こん僕(画像クリックにて拡大)

もう随分と会ってないのですが、ちゃんとネット越しに風貌を観察してくれてるようで、なんだかよくわかりませんが、嬉しくて涙が出そうになって悔しかったです(どっちやねん)。

まずはそんな感じで意表を突かれてノックアウト。

肝心の中身のほうはどうかと言うと、家入さんご本人のキャラと同様に「なんとも形容しがたい」感じがするのです。所謂「社長本」ではないし当然ビジネス書でもないです。そもそも彼から社長臭がするかというと、良い意味で全然そうではないですからね。

やはり先の落書きがすべて物語っていると思うのです。ほら、これを!w
こんな僕でも社長になれた(イエイリカズマのらくがき入り)

『ペパボショップでは、社長のらくがき入りを限定販売!!』だそうです。

実は落書きしたいだけなんじゃないかと思うのです。一点モノの落書きということでは流通できないから、自伝的な書籍の形態をとって落書きを配布しているのではないかと思うのです。それがイエイリカズマという人ではないかと思うのです。

本書を読了してまず思ったのが、やはり家入さんの感受性は並大抵のものではないというところです。だから自身の半生と、見て来た世の中をあのように描写できるのでしょう。

あの感受性に肩を並べられるのはカミーユ・ビダンくらいのものですが、行く末に悲劇に到達しないのが家入流ですね。本人も最後に述べている通り「逃げている」から。

いい感受性してると折れやすいですから、逃げた先にたどり着いたのが現在の成功だというのは、真似はできないにしろ、理屈としては頷けます。

昭和のスポ魂などに毒されているとなかなか理解し難いのですが、立ち向かって打ち克つことが求められた時代は実はとっくに終わっていて、今はどんどん逃げていいんです。逃げたほうがマシだという場合が多々ありますから。つまりベターな選択を続けた結果の成功だとも思えるのです。

弱肉強食を勝ち残ってきたグラディエーターみたいな社長さんも少なくないですが、こういう人達に漂う殺意のようなオーラが、家入さんにはまったく感じられないんですよね。彼の優しい人柄そのものが、彼を社長たらしめんとしているのでしょう

「こんな僕でも〜なれた」というのは謙遜でしかなく、こんな家入さんが社長になるのは時代の要請なのです。疑うことなくそう思います。

と、本書を読んで改めて感じた次第です。

家入一真 (著) こんな僕でも社長になれた
こんな僕でも社長になれた

そういえば、ふと思い出したけど、彼にラーメン奢る約束があったんだけど、いまだ果たせていない。なぜ奢らねばならないかというと、そもそもが理不尽な理由であったような気もするけど・・・


投稿者 ジェット☆ダイスケ : 2007年3月19日 03:07

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