技術者がセカンドライフに無関心な理由
3Dインターフェースが主流になると考えている不思議
ひさびさにボーグ先生にトラックバックしてみます。
▼IT技術者は超保守的、セカンドライフへの無関心が持つ意味
10年たてば3Dのインターフェースが主流になるでしょう。夢のような話が登場してから、一般に普及するのに電子マネーも10年、ビデオオンデマンドも10年かかりました。
この記事、たつをさんの「3Dインターフェースは主流にはならないだろうなあ」経由で読んでみたのですが、確かにちょっと違和感のある内容ですね。
すべての絵本がポップアップ絵本にならない理由と似ていると思うんです。たつをさんも既に書いてますけど『アマゾンでCDを買うときも3Dは要りません』ということですよね。3Dでなくても済むものが多いから、当面2Dのままなんだと思います。
件の記事、3Dインターフェースとは書いてますが、ああいうのはインターフェースとは言わない。ただの見せ方です。インターフェースはマウスとキーボードですよ。3Dに向いたものではないので、三次元の仮想世界に浸るにはまだまだ。
あと、Web 2.0かどうかという点について。
初期のGoogleがいかに安上がりに開発されたかは想像に難くないですが、セカンドライフなんて見るからに莫大な費用をかけて立ち上げていそうです。
一技術者にとっては、どちらがより手の届きそうな夢かというのは言うまでもないですよね。
Web 2.0の基本はチープレボリューションに乗るところから。
さて、僕はセカンドライフやるかというと、やらないです。小一時間で飽きました。Google Earthに組み込まれたらやるかも。
投稿者 愛場大介(Daisuke AIBA / Jetdaisuke) : 2007年4月29日 00:07