客を見るか、客の先のユーザーを見るべきか
面白いインタビューを試みる人がいるものです。
『お客様』をターゲットとして考える視点と、『お客様のターゲット』をターゲットとする視点の違いがありました
クライアントからの要望よりも、そのクライアントの先にいるユーザーをターゲットにする。そういう話は昔からあったし、僕自身も直感的に「その通りだろう」と思ってた。
が、改めて考えてみるとこれは根深い問題をはらんでいるような気がする。
『お客様のターゲット』というのを考慮すべきは、まずデザイナーではなくてコンサルの領域では?
デザイナーというのは、Webコンサル、ビジネスコンサルの領域に足を踏み入れるべきものだろうか?
もちろん兼任するのは構わない
しかし、クライアントはそこまで求めているのか? 既にコンサルを通してあるか否かで、デザイナーがとるべき道は大きく違うのではないだろうか?
そしてコンサルとしての面も引き受ける場合、そのぶんの対価もちゃんと加味している人はどれほどいるのだろう?
「必要最低限」かつ「大前提」となる部分でエンドユーザーのことを考えるのは大切だ。それだけなら充分にデザイナーの領分だろう。しかし、それ以上に踏み込むとなるとビジネスの全体像を把握している立場でないと難しいように思う。
単に制作だけ依頼された場合でも、コンサルかせめてアドバイザーとして関わらなければ請けられないといった案件もなくはない。そうは言っても諸々の事情でやはり制作だけ発注したいと言われることも多い。
だとすると、
あ、ループするわ(笑)
さて、もう遅いし仕事に戻ろう。眠いzzzZZZ
投稿者 愛場大介(Daisuke AIBA / Jetdaisuke) : 2007年7月 8日 03:04