このiPhoneアプリの前に音楽業界はひざまずくことになるだろう。と言ったら言い過ぎか？

少なくとも、旧来のミュージシャンに作り得る楽曲をiPhoneで聴く機会は半減しそうだ。この「RJDJ」をインストールした今となっては。

言葉を山積みにしても「RJDJ」がどういうものかは正確に伝え切れないと思うので、簡単な説明動画を用意してみた。

深夜、表にタバコを吸いに出た。
玄関のドアをバタっと閉める音、自分の足音、ライターを点ける音、タバコの煙を吐く音、金属の灰皿がコンクリートに擦れる音。その全てが「RJDJ」によりパーカッションとなってビートを刻み、心地よく体全体を包んでくれた。

嗚呼、私はこんなにも良い音に囲まれて生きていたのか。そんなことに今さら気付かされた。

惜しむらくはこのiPhoneアプリの公開が夏休み前ではなかったこと。ひぐらしの鳴き声のなかに身を置いて、薄らと紅がかった夕暮れの入道雲を仰ぎ見るには最高のアプリだと思うのだが、それは来年の夏までお預けだ。

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投稿者 愛場大介（Daisuke AIBA / Jetdaisuke） : 2008年10月15日 00:47