新・プロの音プロの技 DTMやるなら必読の一冊
宅録やるならまず読め!DTM経験者も目を通すと良いかも。
自宅録音派ならまず知っておきたい基礎知識
新・プロの音プロの技 永野光浩 著
初音ミクとかKORG DS-10とかで再びのDTMブームですが、そんな人にオススメしておきたいのがこの一冊。これでかなり上達した気分が味わえるハズ。
いわゆる宅録(自宅録音)をどう上手くやるか、そしてギターのカッティングやストリングスのヴォイシングなどなど各音色パートの打ち込みや、パンニング、ミックスダウンのテクニックなどにまでも話は及びます。
私の若い頃にも、夜中に冷蔵庫の電源を切れ!とかそんな話は色々あったわけです。本書でも、レコーディングは夜中にやると電源が安定しているだとか、コンセントの左右を正しく入れると音が良くなるとか、そういう基本的なところから始まっています。
そして、このベロシティ配分でシーケンスを打ち込んでやると生っぽくなるよ、といった決定的な数値までをも公開。これはホントに「そうだよ!その通り!」と涙が出そうなくらい本気で納得できました。あと、コード分解音からのベースの遷移なども面白い。
まあ、なんだか書評になってない書評ではありますが、とにかくこれ良書です。DTMやってる人は復習として、これから始める人には参考書として、強くお薦めいたします。
新・プロの音プロの技 永野光浩 著
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投稿者 愛場大介(Daisuke AIBA / Jetdaisuke) : 2008年10月23日 23:27