Photoshop CS3 Extended では簡易的なモーショングラフィックス作成機能が備わっています。

簡易的というのは、AfterEffectsほど高機能ではないという意味です。実際のところペイント/レタッチソフトにしては驚くほど高機能なもの。並のビデオ編集ソフトでは出来ないようなテキストアニメーションも作成できます。

Photoshopのアニメーションパレットで設定できるテキストのパラメータは、位置、不透明度、スタイル、ワープテキスト。それに加えて包括光源。

スタイルというのはレイヤースタイルのこと。それだけでもエンボスやドロップシャドウ、グラデーションオーバーレイなど多数の効果があるので、ビデオのタイトルロゴなどを作るなら十分に使えます。

タイムラインを移動しながら、動かしたり効果を適用したりしてゆくと、それがキーフレームアニメーションになります。キーフレームの移動や削除、コピペなども可能。

欲を言えば、位置設定ができるのだからサイズも変化できれば良いですね。そうすれば本格的なモーションロゴが作成ツールとしても使えるのに。

ちなみに作成したシーケンスをPhotoshopドキュメントとして保存しておくと、AfterEffectsへコンポとしてインポートすることも出来ます。ただしひとつのムービーとしての扱いになるようで、各キーフレームは編集できませんでした。

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投稿者 愛場大介（Daisuke AIBA / Jetdaisuke） : 2008年1月 8日 03:05