12月マクドナルドがクォーターパウンダーデラックス発売か
マクドナルドと表参道クォーターパウンダーの関係に関して「ステルスマーケティングではなく覆面レスラーブランディングだと思う」と書いたところ、ニューシングのコメント欄にて面白いものがリンクされておりました。
これです。
▼2008年度12月期中間期決算状況(PDF)
PDFの39ページ目(ノンブルでは38P)にクォーターパウンダーデラックスなる商品写真。以下がそのキャプチャ画像。
撮り方のせいもあり、表参道のクォーターパウンダーとは随分と違うブツに見えます。なんたって「デラックス」と付くだけあって肉パテのはみ出しが尋常ではない。
12月より東京TVエリアで新発売だそうです。もうすぐ食べられるんですね楽しみです。クォーターパウンダー最果ての地である熊本では、このデラックスについては地域限定販売が終了した商品だそうです。
それにしてもこのスライドPDF、見出しに「ビーフ戦略」「チキン戦略」と立て続けに書いてあって、ちょっと可笑しくなりました。もし眼前でこれをやられたら、三段オチとして「牛歩戦術」などを期待してみます。
ところでクォーターパウンダーといえば思い出すのがこの台詞。
『フランスではクォーターパウンダーを何て呼ぶか?』
トラボルタがそんな謎なぞジョークを言う映画が、タランティーノの「パルプフィクション」。タラちゃん全盛期、キャリア頂点での代表作ですね。
って、なにこのFMラジオみたいな展開。もう寝よ
追記:なんだか東京ウォーカーでこんなネタバレ記事まで出てきてアレな感じになって来ましたね。
▼表参道と渋谷の新しいハンバーガー店に連日行列が!(東京ウォーカー) — Yahoo!ニュース
「『クォーターパウンダー』は、マクドナルド発の商品PR企画の一環なんです。赤と黒のスタイリッシュなインテリアや、突然出現した意外性を大切にしています。メニューが2種類なのは、自信のあらわれだと思ってください。シンプルに勝負しています(笑)」(広報担当)
しかも12月の一般店舗での発売開始と同時に、渋谷&表参道の店舗は消える(元に戻る?)という運命も明かされました。
「実は、『クォーターパウンダー』は期間限定のショップなんです。11月末で閉店することがもう決まっています。お客様には、お祭気分で楽しんでもらう。街に、話題が溢れる。それができればマクドナルドとしては成功ですね」(同広報)
つまりあれだ、一ヶ月かけて謎と枯渇感を煽ったわけだ。
でもブログなんかで「騙された気分」なんて書いてる人が何人か現れて、さらにはステルスマーケティングの失敗事例だなどという人まで出て来てますから、ここらでネタバレしとかないとヤバいということにでもなったんでしょうかね?
僕個人としてはそういうブロガーなど知らぬ顔で突っ走ってもらいたかったですね。むしろ「ブロガーうざすぎ」とか言い放ってみてほしかった。外野が騒いだくらいで揺れるような大企業はつまんないよ。
投稿者 愛場大介(Daisuke AIBA / Jetdaisuke) : 2008年11月17日 03:26