Noise.io 本格シンセサイザーをiPhoneに
開発元のToyo Bunkoさんから評価版をいただきまして、ここ数日間「Noise.io」を使い倒しております。
最も特徴的なのは「KAOSSILATOR」のようにタッチパッドを撫でて演奏できる機能。現行バージョンではその「KAOSSILATOR」同様にブルースやアラビアン、日本音階などのスケールを適用できるようになっています。グリッドが描かれているので、無地のタッチパッドよりも狙い打ちしやすいですね。鍵盤に切り替えて演奏することも可能。
思ってたよりプリセット音が充実してるのでそれだけでも十分遊べますが、ADSRやフィルター、エフェクト類、波形など音いじりに必要なものは大体揃ってるので、底なし編集地獄に陥ることも容易です。それらのコントロールを傾きや加速度センサーにアサインできるのはiPhoneならでは。
シーケンスもA〜Dのパターン(各最大64ステップ)を8つ組み合わせることが出来て、展開に凝ったアルペジエイターの作成が可能。ピアノロール画面ではステップ入力できる他、ベロシティも100段階で数値調節できます(なぜか128段階ではない)。
あえて難をいえば、各モードの画面へアクセスしづらいということ。俯瞰的に機能を見ることも難しいので、どこにどの機能があるかを体が覚えるまでは大変。でもPC向けのDAWやプラグインなどのUIを考えれば、この程度は許容範囲かなとも感じます。これだけの豊富な機能をHVGAの画面内に収めているだけでもスゴイです。
今後もNoise.ioは高機能化していくようなので、今後も要注目の楽器系iPhoneアプリだと思います。
▼Home — Noise.io — iPhone Synth — iPhone Synthesizer
投稿者 愛場大介(Daisuke AIBA / Jetdaisuke) : 2008年11月18日 02:02