今年買ったガジェット総集編 2008年下半期
さきの「今年買ったガジェット総集編 2008年上半期」からの続き、2008年下半期(7月以降)に買ったガジェットの紹介です。
とりあえず7月といえば忘れもしないiPhone 3Gの発売です。これは大行列が容易に想像できたのであれこれ手を尽くして予約万全、発売当日にゲトりました。
ま、それは序章に過ぎません。
「2008 音楽ガジェット総括 後編」でも語っているとおり、ここから音楽ガジェットがダダダーっと怒濤の勢いで出てくるわけです。しかしこのコーナーでは前編でも書いたとおりソフトウェアは扱わないことにしたので、iPhoneアプリの数々およびKORG DS-10の紹介は除外して進めます。
とはいえやっぱりニンテンドーDSがらみです。
KORG DS-10 を複数台で同期演奏した動画
あれ?いつのまにかDS Liteが二台に増えてるじゃありませんか!! そうです、前編で掲載した佐野さんの動画により、まんまと二台目のDSを購入しているのです。
▼ニンテンドーDS — Amazon.co.jp: ゲーム
そしてお次もシンセ関係。
大人の科学マガジン別冊 シンセサイザークロニクル 付録SX-150
うちの息子もハマってます。いまではSX-150のTシャツまで持ってますウラヤマシイ。
大人の科学マガジン別冊 シンセサイザー・クロニクル
でもってガジェットが増えてくるとこういう物が必需品になるわけです。
iPhone(iPod)もニンテンドーDSもPSPも同時に充電できるUSBケーブル
▼トリプル USB 充電ケーブル
ガジェット本体だけではなく、その収納と運搬にも目を向けねばいけません。talbyで知られるマーク・ニューソンがデザインした、サムソナイトのバッグを購入してみました。
サムソナイト スコープ、PCやガジェットがコンパクトに収まるバッグ
デザインが良いだけでなく、MacBookとその他のガジェットを安全に持ち運べるというのが気に入っている点です。しかもハードシェルではないので電車に乗っても威圧感が皆無。
▼楽天:サムソナイト スコープ検索結果へ
ニンテンドーDSのセーブデータのバックアップ用にNDS ADAPTORなるものを購入。Windowsのみ対応なのですがMacBook上の仮想環境Parallels Desktop for Macでも動作しました。
もちろんDS-10の曲データ保存用に購入してます。USBメモリ的な形状のものにDSのソフトを挿して、それをパソコンへUSB接続してセーブデータをバックアップ。
▼Amazonで「NDS Adaptor」を検索する
こうしてDSまわりが加速していきます。
ニンテンドーDSのワンセグチューナー DSテレビ
まあ、オリンピック時期だったし(笑)
▼ワンセグ受信アダプタ DSテレビ
また、DS付属の短いスタイラスだと通勤電車のなかで落としそうになるので、ロッドアンテナのように伸び縮みするものを購入しました。
ニンテンドーDS Lite専用 ストレッチタッチペンLite
長さがあるので普通のペンより握りやすい、伸縮するからちゃんと本体に収納できる。もう付属のペンには戻れません。
▼Amazon.co.jp: ストレッチタッチペンLite: ゲーム
DSソフトのレビューをやるときに便利そうなのでスタンドも購入してみました。
ニンテンドーDS マグネットスタンド
GBAスロットを使うので、スロットが廃止されたニンテンドーDSiでは使えません。
▼ニンテンドーDS マグネットスタンド
クラフトワークもコーネリアスも使ってるあの楽器ガジェット
スタイロフォン(Stylophone)復刻版
これは後にiPhoneアプリ化もされますが、やっぱり実機のほうが面白いです。iPodなどとつないで伴奏させることも可能。
▼Amazon.co.jp: スタイロフォン — 家電&カメラ
しかしそのスタイロフォンですが、音程の変更が目盛りなしのツマミひとつだけ。これはもう絶対音感のない人間では音程あわせできないので、BOSS TU-80というチューナーを購入
▼ギターチューナーBOSS TU-80
ギターチューナーといいつつ、大抵の楽器はいけるんじゃないかな。十数年ぶりに買い換えるチューナー、初めてのデジタル体験(笑)大昔からの進化ぶりにはただただ脱帽です。
▼Roland TUNER & METRONOME BOSS TU-80
ふと思い出して買ってみたのがこの製品、KAOSSILATORとおなじ筐体、先行して販売されていたエフェクター
KORG KAOSS PAD mini-KP コルグカオスパッド ミニKP
いろんなエフェクトが詰まっててそれをX-Yタッチパッドで遊べます。音楽を作らないひとでもiPodやテレビ・ラジオなんかを入力源にして、にわかDJ気分で遊べるのが良いですね。自宅オーディオセットのアンプに常時かませておくといいかも。
▼Amazon.co.jp: KORG KAOSS PAD mini-KP — 家電・カメラ
iPhoneのドックコネクターにシリコン製カバー Capi! R
これはガジェットというよりも、その保護製品ですね。iPhoneやiPodのドックコネクターをカバーするシリコン製のキャップです。
ウォシュレットとおなじで、これがないともう不安で不安で仕方がないです。安心感がまるで違いますよ。
▼ダイヤテック Capi !R iPodコネクターキャップ CAPIR
ガジェットは電池駆動が基本仕様だと考えていますので必然的に乾電池の消費は増えます。さすがにMOTTAINAIと考えるようになりましたので、うちの電池はすべてエネループにしました。
▼我が家はエネループに完全移行しました
▼Amazon.co.jp: エネループ — 家電&;カメラ
11月、まるで期待されていない風潮のなか、意気揚々とニンテンドーDSiゲット。
ニンテンドーDSi購入と液晶保護フィルム
そういえば何のために購入したんだろ?と思いつつもまた後の展開につながるわけですが。
▼Amazon.co.jp: ニンテンドーDSi: ゲーム
期せずしてトニー谷奏法まで誕生してしまったKORG nanoKEYですが、ユビキタスDTMを推進するガジェットとして現段階では最強の製品ではないでしょうか。
▼KORG nanoKEYをGarageBandにつないで弾いてみた
これについてはKORG本社にて企画者の坂巻さんへのインタビュー動画もあります。
▼KORG nanoKEY 企画者 御自ら解説の動画
こうして発売前からずっと動向を追いかけて来たので、楽器屋さんから実際の製品が届いたときは喜びもひとしおでした。ちょうど出張のタイミングがあったので、新幹線DTMにも挑戦したり(笑)
とにかく小さい軽い薄いということで重宝するUSBキーボードです。
▼Amazon.co.jp: KORG nanoKEY — 家電&;カメラ
さてここで先述のニンテンドーDSiですが、目玉であるソフトのダウンロード販売は12月24日スタートというわけで、購入からなんと二ヶ月近くも悶々とさせられてしまうのです。さすがにそうなると、自力で面白い遊びを開発せねばということで、ストロー1本でトークボックスを作ってしまいます。
▼ストロー1本でニンテンドーDSiがトークボックスに
これ、ビックリするほど人気動画になってしまい、世界中の有名音楽サイトからもリンクされたのです。
▼YouTube世界ランキングに返り咲きました & 国内1位
ちなみにこの技はDS Liteではあまり上手くいきません。DSiのスピーカーの穴が1個だからできる技なのです。買ってよかったDSi
▼Amazon.co.jp: ニンテンドーDSi: ゲーム
簡易的ステディカムのようなバランサー、そして肩当て、ミニ三脚という3タイプに変形して使えるマルチカメラスタビライザー「モードステディ」
マンフロット モードステディ585 カメラスタビライザー
ステディカムのようなバリバリの効果を期待するとちょっと弱いかもしれませんが、そこそこ使えるアイテムです。個人的には肩当てとしての用途が多くなりそうです。
Manfrotto マルチカメラスタビライザー 585 Modosteady
そしてボーナス期です。ガジェットシンセ派にボーナスキラー到来です。定番の小型シンセmicroKORGが5年ぶりに発展型のmicroKORG XLとなって現れました。
microKORG XL ファーストインプレッション
年末の多忙でろくに触ってませんが、夜中にヘッドフォンしてボコーダーで遊んでるだけで涙ものです。これプリセットだけでも良すぎます。先代microKORGをはるかにしのぐ名機です。なりたい職業「ボコーダー」の僕がオススメしますからね(笑)
KORG microKORG XL
歳の瀬、クリスマス気分な時期にまたアレです。
ニンテンドーDSi 正常価格化と「うごくメモ帳」への期待
AmazonでのニンテンドーDSiの価格がようやく定価販売に落ち着いていました。僕はすでに一台持ってますけども、子供へのクリスマスプレゼントとして一台注文してみました
あーーー!またニンテンドーDSです。
なんと非ゲーマーの我が家(家族たったの3人)に今年だけでニンテンドーDSが4台も導入されております。任天堂が目標とする「一人一台」を上回っております。そして、うち3台にはKORG DS-10挿しっぱなし(笑)
既に数は足りているのに、またあえてDSiを買うという理由は、ニンテンドーDSiウェアのダウンロード開始に他なりません。なかでも無料で提供される「うごくメモ帳」そしてそのWebサービス「うごメモはてな」です。これぞDSiの「i」の部分です。現時点でのキラーアプリ確定。
▼うごくメモ帳 初投稿
▼うごメモで簡易ゲームをつくるという発想
さっそくうちの息子がハマりまくっております。考えてもみればこれまではPCやiPhoneを使ってのWeb 2.0しか存在しなかったわけで、それがこういった携帯ゲーム機にまで降りて来たことに、身震いするほどの大きな時代の流れを感じてしまいます。
▼Amazon.co.jp: ニンテンドーDSi: ゲーム
ニンテンドーDSiを購入するとき忘れずに一緒に購入したいのが、USBカードリーダーとSDカード(もしくはSDHCカード)です。これがないとパソコンと音楽データのやりとりができない、写真も同じく、うごくメモ帳から書き出したGIFアニメも。
そこで急遽アマゾンで探し出したのがこの激安品
USBメモリ風の激安SDHC/SDカードリーダー
なんと価格が350円(税込)という驚きの安さ。
トランセンドのSDHCカードと同時購入。Windows XPと Mac OS X(Leopard)両方とも問題なく動作しました。なかにSDHCカードを収納することでUSBメモリにもなります。これはもう一個買っておこうかしら。
というところで今年のガジェット購入も一段落と思いきや、これを書いてるそばからもう一品Amazonさんより小包が届いております。ついさっき届いたので、まだ開梱しておりません。
▼マルチヘッドフォンスプリッター Belkin「RockStar」がアマゾンでも購入可能に
5人同時にヘッドフォンを挿してiPodなどの音楽を聴くことができたり、逆に入力源としてしまえば複数の楽器ガジェットの音声をたばねることができます。
▼Belkin Multi Headphone Splitter F8Z274 RockStar
<追記>レビューしました。▼Belkin RockStarは楽器ガジェットのセッションにも最適</追記>
はい、2008年に購入したガジェットは以上です。
一体おいくら万円つかったのでしょうね。怖くて考えたくもありませんが、まあでも全体的にガジェットにかける費用というのは下がってきていますよね。もの自体はどんどん安くなっているし、値段の高いものが心をくすぐるものだとは限らないですからね。
iPhone Appとか、KORG DS-10とか、うごくメモ帳のおかげでそういう大切なことに気付きました。2009年は「ガジェットとして」のソフトウェアが始まる年だということかな。
【関連記事】
▼今年買ったガジェット総集編 2008年上半期
▼2008 音楽ガジェット総括 プロローグ
▼2008 音楽ガジェット総括 前編
▼2008 音楽ガジェット総括 後編
投稿者 愛場大介(Daisuke AIBA / Jetdaisuke) : 2008年12月28日 21:26