仕事と酒はそんなに関係の深いものですか?
僕が二十代だった頃からこういう記事をちらほらと目にするようになった。そのたびに不思議でならない。
雑記帳:仕事に熱心で出世意欲が強いのは… — 毎日jp(毎日新聞)
30代の18.9%が「ほとんど毎日飲酒」と回答したが、20代は9.6%。「おいしいと思わない」「節約のため」などが理由で、「酒なしでバリバリ仕事」の傾向は酒好き上司を悩ませるかも
上司の酒の誘いを断ることについて、さも問題であるかのように報じられることは少なくなったものの、それでもまだこうして酒と仕事を結びつける記事がたまに出てくることに驚く。
僕は団塊ジュニアで不況のまっただ中に就活していた世代。
終身雇用なんて幻想だということに決定されたし、昇級も期待できずこれからは実力主義だとも言われていた。というわけで僕たちは会社の仕事が終わっても、自分磨きとか自己投資なんかを惜しまなかったし、それ無しで生き残れるとも思わなかった。
タイムカードを押して会社を出たあとも、コスト意識を持ち続けている。特に技術職ともなると、社外のプロジェクトをやるか飲み会に出るか、数年続けていれば差は歴然としてくる。
だから上司と酒飲んで愚痴を聞いたりしてる場合ではないのだ。
これってジェネレーションギャップではなくてワークスタイルとライフプランの違い。
酒を飲んで酔ってしまうとその後なにも手につかない。または何をしてもはかどらない非効率さ、そして何より本領発揮できない。だからこそ飲酒運転も禁止されているというもの。
以前ある社長さんに聞いた話がとても良くて「最近、社外でどんな仕事したの?」と社員に尋ねるらしい。
社外プロジェクトで得たものを自社にフィードバックしてもらおうというわけだ。副業に限らず、研究成果や人脈なども同様。社外でも評価されているということが、社内にも良い結果をもたらすようにしているのだ。
振り返ってみれば僕自身も、社外で色々と実績を積んでいたからこそ、出来た仕事というのも少なくない。同世代の友人達からもちらほらとそんな話は出てくる。
まあそうは言っても、件の社長さんも僕も、実はとっても酒好きなのだが(笑)
投稿者 愛場大介(Daisuke AIBA / Jetdaisuke) : 2008年3月10日 02:27
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トラックバック時刻: 2008年3月10日 23:28