Macで初音ミクを使う(3)案外ふつう編
さてここまで、Macで初音ミクを導入した件に関して書いて来ました。
▼Macで初音ミクを使う(1)VOCALOID導入のメリット
▼Macで初音ミクを使う(2)仮想環境の用意編
インストールが済んだらどうということはない、普通にWindowsアプリを使ってるに過ぎませんね(笑)よくよく調べてみれば松尾公也さんのブログにて「Mac + 初音ミク」の様々なケースについてまとめられていました。
▼Macで初音ミク、とりあえずのまとめ
しかもヤマハからの引用部まで同じとは(笑)いや、感想は違いますけどね。私はヤマハのMac対応が悪いのは昔からなので、まったく期待してません。
件の記事では導入費用の目安も書かれていまして、Parallels Desktop for Macのような仮想環境製品よりも、Windows OSを必要としない互換レイヤーのCrossOver Macの方が圧倒的に安上がりとなっています。
ただ私の場合は、トラブったときのことを考えると、単にWindows XPである仮想環境の方が、互換レイヤーというちょっと不思議な環境よりは、自力で問題解決できる確率は高いと思ってます。トラブル時にあたふたしてニートもサッチモぶるどっぐだと困りますので、数万円の投資で安心できるならそれで良いです。
Boot Campを選択しない理由ですが、ファイルのやりとりが面倒なのと、MacのDAWを利用するときにリブートが発生する点でナシですよね。だったらWindowsマシンでやれば良いから。Parallels Desktopでは両OS間で、ドラッグ&ドロップでファイルのやり取りが出来てしまうのが便利。初音ミクで書き出したWAVをMacのDAWに読み込んで使うなら、同時に実行できる仮想環境のほうが選択式デュアルブートよりも断然楽なのは言うまでもありません。
ということで、普通に使い始めた初音ミクです。
再生ボタンをクリックすると若干間を置いてから再生されます。それが仮想環境ゆえの遅さなのか、それともただの計算時間なのかは、同程度のスペックのWindowsマシンで動いてるのを見てないので知りません。まあでもそれ以外は(今のところ)まったく支障なく使えています。
あとは慣れの問題で、Windowsのキーボードとはcontrolキーの位置が違うのと、あと歌詞を文字入力するために頻繁に仮想環境のIMを利用する点は気にはなりますね。MacとWindowsのIM切り替えでどっちがどっちか頭がこんがらまりっとです。しかし最新ビルドのParallels Desktop for Macだと「かな」キーで切り替えできるんですね。
で、早速ドレミファソラシドと音階を打って「ああ腹が減ったよ」と歌わせてみたんですけども、どうやら小さい「っ」は初音ミクには発音できないようですね。
「ああはらがへつたよ」になってしまいます。じゃあ仕方ないので「っ」を削除してみると、やはり当然「ああはらがへたよ」になってしまいました。「ああ原が下手よ」ですか。ジャイアンツファンは怒りながら次回へ続く。
投稿者 愛場大介(Daisuke AIBA / Jetdaisuke) : 2008年3月16日 15:37