今なお熱いKAOSSILATOR(カオシレーター)
先日のこと、PeeVee視聴ランキングを見ていたら、1位から3位までがKAOSSILATORの動画。
なぜ今?と思ったら最近ITmediaの記事になっていたんですね。ITmedia記事中の動画はPeeVee.TV利用なので、それがランキングにも反映されてたと。
▼指でなぞって曲作り “ニコニコ時代”の手のひらシンセ「KAOSSILATOR」 (1/2) — ITmedia News
記事中に登場するのは「IMSTA FESTA — 最新ミュージック・ツールを五感で体験」にもいらしてたKORG 坂巻さん、水原さんのお二方。坂巻さんについてはカオシ演奏の神として以前からお名前だけは耳にしてたんですがようやくご挨拶できまして、名刺を出した瞬間に「ああ!アノ動画の!」とまで言われて嬉しい限りでした。
その坂巻さんの演奏動画もITmediaに掲載されていましたよ
曲を締めるのに使ってる奏法はこれですよね
▼簡単なのにカッコイイ、KAOSSILATORで小節を変える演奏法
で、松尾公也さんのブログでは今回のITmedia記事についてのちょっとした裏話も。
▼CloseBox and OpenPod> KAOSSILATOR取材記事がITmedia Newsに掲載されました : ITmedia オルタナティブ・ブログ
わたしの名前もクレジットされていますが、非シンセマニアにわかるようにかみ砕いてくれたのは岡田記者の手腕によるものです
なるほど。
好きこそもののなんたらと言いますけど、あの分かりやすい記事はそういうことだったんですね。マニアックな内容すぎて初音ミク記事をばっさり編集された私としては身にしみるお話です(笑)
さて、件のITmedia記事でも語られてますしIMSTA FESTAでも水原さんが仰ってたんですが、発売から半年経ってもまだまだKAOSSILATORの売れ行きは順調だそうです。
分かります分かります。楽器に挫折した人も、楽器に興味ない人も、触ってみるとハマるのがKAOSSILATORなんですよね。
以前、うちの息子にヤマハQY300を渡して色々と教えようとしてた時期もあったんですが本人はとても冷めてたんです。でも私がKAOSSILATORを演奏していると興味津々で寄って来るんですよ。ちなみに音楽の成績は良くないようで、縦笛がうまく吹けずに居残り練習ということも。
思えば自分もそうだったんですが、テクノロジーが底上げしてくれたおかげでゲーム音楽の仕事なんかもやってたわけです。プレイヤーとしての資質が皆無でも作曲家としてのセンスを後押ししてくれるような。
作曲支援がヤマハQYシリーズだったとしたら、今度はプレイヤーとしてのセンスを後押ししてくれるのが、KAOSSILATORやニンテンドーDSソフトの「KORG DS-10」ということになりますかね。
KORG KO-1 / Kaossilator
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投稿者 愛場大介(Daisuke AIBA / Jetdaisuke) : 2008年4月30日 02:05