auコンセプトモデル「ガッキ ト ケータイ」展
au design projectのコンセプトモデルといえば、talbyとかINFOBARなどのヒット商品を生み出してるわけですが、それらにはまったく目もくれなかったauユーザーの私ではありますが、ヤマハさんとコラボで楽器とケータイを融合させたというわけで、それは一目見ておかねばなるまいと思い、KDDIデザイニングスタジオへと足を運んだわけです。というのは嘘で、たまたま上の階のWIRED CAFEでランチしてたので、ついでに見物してみました。
ニュースサイトでは合奏なんかもやってたような記事が書かれてますが、一昨日行ったときにはほぼ全てがガラスケースの中でさわれない状態でした。唯一、折り畳みケータイ型のピアノは、実際に演奏することができました。
Key to touch
このサイズでちゃんと三和音が鳴りました。ってか、通信や通話の機能は未実装なので、これじゃただのピアノ玩具だし(笑)
Band in my pocket
トランペットやトロンボーンなどの管楽器やハーモニカの音が出るというもの。これならサイズや機能的にはわりと実現できそうなレベルではないでしょうか。
吹いてみたかったなぁ。着メロも自分で演奏しなきゃいけないとかなら面白いよね。着信きたらワンフレーズ吹かないと通話できないみたいな(笑)
Strings for fingers
こちらはハープのような弦楽器。ゆで玉子をスライスするときに便利そうな弦です。
イメージビデオを見た限りでは、わりと音が綺麗でしたよ。
Sticks in the air
僕のお気に入りはこちらです。たぶんひとつのケータイから二つに分離するということなんでしょうね。木製のマテリアルが良い感じです。
ドラムスティック的ですが、そうではない多彩な音が鳴ってました。
Trio in your hand
かっこいいんだけど、どうやってたたむんだろ?たためないのかな。だとしたら手裏剣として使うしかないかも。
Box to Play
もはや何かわかりません
しかしこの分からなさが実に秀逸な点で、もしSF映画の世界ならケータイの片鱗を残してデザインされているわけです。そうじゃなきゃ観客にケータイであることを伝えられませんからね。しかし現実世界ではコンセプトモデルとてはなからケータイとして発表されてるわけで、ケータイから大きく逸脱したデザインを採用するというのもひとつの方法としてありです。しかしぱっと見て操作方法がよくわからないのはいけませんけどね(笑)
あとケータイではありませんが、ヤマハさんということでテノリオンも展示されておりました。しかし今回もやはり操作方法がよく分からずじまい。音楽からわりと遠い菊池(誰)によれば実に直感的に演奏を楽しめるものだそうですが、
8月31日までの展示だそうです。夏休みで暇なひとは行ってみたらどうかしら?
投稿者 愛場大介(Daisuke AIBA / Jetdaisuke) : 2008年7月30日 09:02