iTunes Plus ライブラリアップグレード初体験
1年ほど前から始まっていたサービスだそうですが、先ほど初めてiTunes Plus ライブラリアップグレードの告知が表示されました。
これまでに購入した曲のライブラリを、倍のビットレート(256kbps)、再生できるPCの台数制限なし、DRMフリー(デジタル著作権保護なし)のファイルへと有料アップグレードできるというもの。思えばiTunes Music Store開始当初よりもストレージなどは格段に安くなってますから、ファイルサイズが倍になっても平気なんですよね。
今回、僕の購入履歴のなかでは11曲が対象でした。
アップグレード費用は、150円で購入した曲は50円、200円の曲なら70円、アルバムは購入価格の30パーセント。ビデオの場合は300円で購入したものが100円で、400円のものは140円でとなっていました。音質向上は期待しないが、この値段で制限なしファイルに変わるなら購入しないわけがない。
ということで購入してみました。
アップグレード後に曲のインフォを見てみると、確かに256kbpsになっていました。
『iTunes Plusの音楽は継続的に追加されるので頻繁にチェックしてください』とのことです。ソフトウェア販売と同様の手法なわけですね。一度売った曲でもまた金がとれるという音楽業界にはなかったモデルだから、レーベル各社がDRMフリーを承諾したということか。
ところでサンプリングレートは44.1khzのままでした。CDと同じ。これだとビットレートは256kbps以上にしても意味はなさそうですから、次のアップグレードではサンプリングレートを48khzとか96khzあたりにしてくるんでしょうかね。なにしろマスターから直接ファイル生成しているiTune Storeですから十分あり得ますね。
ちなみにiTunes Plus購入楽曲にはApple IDが埋め込まれているとのことで、誤って流出してしまうことなどないよう管理に気をつけねばなりませんね。
投稿者 愛場大介(Daisuke AIBA / Jetdaisuke) : 2008年8月31日 06:39