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1970年大阪万博の軌跡 @国立博物館に行ってきた

国家的イベントEXPO '70が残したもの、残っているもの。今も生きつづける大阪万博のDNA、伝説の時空へタイムスリップ



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今も語り継がれるEXPO '70こと日本万国博覧会(大阪万博)。

上野の国立科学博物館で開催されている特別展「1970年 大阪万博の軌跡」をみてきました。
チケット

キャッチコピーが最高なんだよ。
『いま再び、1970年の未来へ。』

会場に入るといきなり当時のユニフォームがお出迎えで、何属性か知らないけどテンションが一気に上がります。
ホステスユニフォーム

いきなり来た!三洋の全身全自動バス。これが見たかったんです。
全自動バス
宇宙的ともいえるレトロフューチャーなカプセルだけど、これお風呂なんですよ。頭は洗えないけど。

こちらはリニアモーターカーの模型
リニアモーターカー

外観はともかく、窓から座席などの内装が見えるのはウレシイ。
リニアモーターカー
ほほう、天窓もあったのか。ゴージャスだ
リニアモーターカー

そしてこちらは目玉アイテム、月の石です。万博といえばこれです。
月の石

太陽の塔って当時はこうなってたんですね!という精巧なジオラマ。
太陽の塔ジオラマ

で、万博展といえば岡本太郎展でもあるわけです。
手の椅子
顔

各パビリオンの記念スタンプを押せるコーナーもありました。
スタンプ

最後にタイアップ的なアレで「ともだち」がいました。
ともだち

1970年というともう40年近くも前になるわけですが、EXPO'70でデザインされた未来はまったく古くなっていないですよね。それどころか、様式化して時代に固定された部分を除けば、今に至るまで我々がずっと持ち続けている未来像そのものが存在しています。

それこそ今回の展示のテーマにもなっている「EXPO'ING 今も生きつづける大阪万博のDNA」です。

三洋のコーナーでは万博に出展したコンセプトモデルと、そのDNAを受け継いでいる現在販売中の製品を並べて展示してありました。現在の製品を持ち出すのは宣伝の意味合いも多少あるでしょうが、それでもテーマをよく表しているものでした。そういえば三洋は松下と並んで万博会場にもっとも近い家電メーカーですよね。

それともうひとつ、巨大すぎて撮り切れなかったので写真はここに掲載していませんが、あからさまに原爆を表現している痛々しいタペストリーが印象的でした。

先のリニアモーターカーの写真と現行新幹線を比較しても分かりますが、そういった現代にも通じるヴィジョンを強烈に提示しながらも、まだ「戦後」を感じさせるイベントなのです。

終戦から万博までは25年経っています。
いわゆる四半世紀ですからずいぶんと経過しているように思えますが、その万博から今日まではさらに長く、39年もの歳月が過ぎているのですね。今日の我々が知る万博よりも、万博当時の人々に刻み込まれた「戦争」のほうがより近い過去の記憶ということになります。

万博当時は生まれてもいなかったのでその時代の空気がどのようなものかは全く知りません。しかし万博開催が東京オリンピックと並んで、戦後復興そして経済発展のひとつのマイルストーンであったことが、そのタペストリーからも薄らとながら感じられました。

また、そういったリスタートから頂点に駆け昇るまでの雰囲気を知っておくことは、「失われた10年」と「さらに失われるかもしれない10年」の境界に立つ現在の我々にとって良い刺激になると思います。

特別展:「1970年大阪万博の軌跡」
2009年1月22日(木)?2月8日(日) 16日間
午前9時?午後5時(金曜日は午後8時まで)



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投稿者 愛場大介(Daisuke AIBA / Jetdaisuke) : 2009年1月25日 01:19

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