スタートレック ジャパン プレミアに行ってきた
これはヤバい映画。マジでヤバい。500万回ヤバい。リ・イマジネーション!
AMNの「スタートレック ジャパン プレミア」に当選しまして、トレッキーが待ちわびた新作スタートレック映画、その名もずばり「スタートレック」を観賞してまいりました。ていうか新宿歌舞伎町に巨大エンタープライズ号がどーんと進宙ですよ奥さん!
しかも、男性俳優陣と監督、そしてパラマウント会長までもがレッドカーペット&舞台挨拶に来てました(写真なし)。
で、映画本編のほうですが、これまでのスタートレックでは描かれなかった、ジェームズ・T・カークとミスタースポックの生い立ちから青年時代の話。
と言っても世界観を同一にした続編や新作の類いではなく、これまでの諸々をベースにリ・イマジネーションした、まったく新しいスタートレックです。
なので過去の作品とはいろいろと整合性のとれない部分が多々ありますが、そもそもスタートレックではよくある平行世界の物語だと考えれば特に不思議もありません。ネタバレになるといけないのであまり詳しくは書きませんけど、ロミュラン人の件とかチェコフの件とか。クリストファー・パイクもそうか。
どことなくDS9を思わせる哀しみのオープニング戦。スポックのお母さん役の女優には注目。アノ人の名前がスコッティの台詞中に。などなど
TOS独特のサイエンスフィクション感はまったく無いものの、ふんだんに派手さを盛り込んでスッキリ爽快な仕上がり。
あ、そうそう、新しいスポックは期待した以上にスポックそのものです。最終的にはちゃんとカークとの漫才コンビと化してました。マッコイも含めて宇宙トリオ漫才が復活する日も近い(笑)これなら安心して任せられます。
それでも、やっぱりレナード・ニモイのスポックじゃないと…という方でもきっと満足できる作品になってると思いますよ。そういう仕掛けです。
ウフーラは若返ってセクシーで、ただただもう単純にそれだけでオッケーな感じ。これですよこれ。数十年後はアレか、と思いながら観てしまうと少し萎えますけど、まあそれはそれです。
映画本編がおわってテーマ曲が流れ始めた瞬間に、館内は拍手の嵐。スタンディングオベーションこそなかったものの、試写を観たひとたちは皆満足できたと思います。
そしてエンドクレジットが終わって最後に.... 嗚呼もうこれ以上ワシを泣かせんといてくれ。ここでまた拍手の嵐。
良かった、トレッキーに生まれて良かった。高校生のときからスタートレック観てるけど、これほど良い作品は観たことがない。まったくの新キャストなのに、ここまで仕上げてくるとは流石はJ.J.エイブラムス。
きっと続編もやるよね?つぎは怪獣ゴーンとの決闘をリメイクしてもらいたいものです(笑)
おまけ:すずまりさんに撮ってもらった写真。
仕事帰りなものでコスプレは無理でしたが、フルタ食玩のTNGコミュニケーターのピンズを襟に付けてみました。
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投稿者 愛場大介(Daisuke AIBA / Jetdaisuke) : 2009年5月13日 06:49