テストムービー最終弾は、夜の東京を撮ってみました。六本木、新宿、池袋、眠らない街とはいえ、やはり夜は暗いものです。

拡張ISO感度で絶大な明るさを誇るCanon EOS Kiss X3ではありますが、動画撮影時となると感度をはじめ露出やシャッター速度などは自動です。さて、いかがなもんでしょう？

こうして見ると冒頭の六本木の交差点が格段に明るいですね。最後あたりのドラマーは池袋の街頭、これは暗く写ってしまいました。EOS Kiss X3では顔認識と逆光補正を組み合わせているようですが、動画では効果が薄いんでしょうかね？

新宿三丁目方向のネオンも思ってたより暗く写ってしまったのがショッキングでした。でも昔の16mm映画みたいでいい雰囲気にも思える（笑）スチル撮影ではここまで暗くならないので、動画撮影ならではの自動設定ということになりますかね。レンズに由来する部分も大きいかも。

昨今のビデオカメラの、目で見える以上の異常な明るさと比較すれば、X3の動画は暗いというよりもこれが自然な"カメラ的"な写りなのかもしれません。

ちなみに今回使用したのはレンズキット／ダブルズームキット付属の標準ズームレンズ
▼EF-S18-55mm F3.5-5.6 IS

最後のドラムと電車のカットのみタムロン15倍ズームレンズ使用
▼TAMRON AF18-270mm F/3.5-6.3 DiIIVC LD Aspherical [IF] キャノン用 MACRO B003E

ところでユーチューブでこんな素敵動画がありました。これもEOS 500D（Kiss X3）にて撮影されたHD動画だそうです。

投稿者 愛場大介（Daisuke AIBA / Jetdaisuke） : 2009年5月19日 08:57