twitterについて語ることは脳について語るのと似ている
ブログというのはこういうものなんじゃないか?いやいやああいうのもあるんじゃないか?
そういった議論をブログの枠のなかでやっているうちは全く俯瞰できていないので、なにも答えらしい答えが出て来ない。
SNSもおなじで、SNSのなかでその議論をやっていても見えてこない。
ただ、SNSがおわって今度はtwitterだということになったら、twitterの側からSNSを語ることはできる。
しかしtwitterのなかにいてtwitterを議論することは非常に困難だ。
二次元人に三次元の概念を伝えることは難しいし、われわれ三次元人には四次元世界のことなど到底実感しえない。
ビッグバン以前について今できることはせいぜい妄想することと、それを裏付ける計算式を組み立てることだ。
人間が自身の脳を探求して脳科学などと言ってみても、脳内でやっているうちは脳のことなど分かるはずもない。
もし脳が脳自身を俯瞰せずに理解しきれるなら、量子コンピュータを用いないSSL暗号の解読ももっと簡単であっていいはずだ。
俯瞰できるような次元に達したときにようやく見えてくるものがある。
twitterの人気が再燃し、twitter自体に関する議論も再燃しはじめているように思うが、これは脳科学とおなじで、現段階では個々の事象をとらえ「アハ体験」などと言ってお茶を濁すのが精一杯だろう。
いまtwitterについて語ることは、脳科学とおなじだ。
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投稿者 愛場大介(Daisuke AIBA / Jetdaisuke) : 2009年7月29日 23:31