プリンタは自宅に置かない時代、コンビニのコピー機へWebやUSBメモリで入稿
「プリンタ買うなんてバカじゃないの?」と嫌消費の世代が言ったかどうかは知りませんが、身の回りのパソコン周辺機器でもっとも使わないのがプリンタであります。
うちなんかインクジェット複合機のいちばんデカイ機種になってしまいましたが、純粋にプリンタとして使用するのは年一回の確定申告くらいかと思います。デジタルで写真/イラスト原稿をやり取りするフローも整い、もはやイメージスキャナー機能は仕事では無用に。家庭用としてもドキュメントスキャナーならまだしも、ちょっとした画像の取り込みは今やデジカメにとって代わりました。
ここ半年では、こないだ一枚だけコピーするのに使ったくらいですね。だったらFAXにも同機能はあるし、コンビニに行っても構わない。
そんな話をツイッターでしていたら、須貝さんからコンビニでのプリンタサービスについて教えてもらいました。
▼もうプリンターいらない — Macforest Weblog
今回はPDF化したドキュメントをUSBメモリに保存して、駅前のセブンイレブンのコピー機にインサート?。A4モノクロ1枚10円できれいにプリントしてくれました。
Web入稿もできるんだって。
プリントできるフォーマットはPDF、XPS、DocuWorks、JPEG、TIFFとなっています。Mac OS XはOS標準でPDFが書き出せるので、まったく問題ないですね。今回もExcelのデータをPDF化したものをプリントしました。
素晴らしい!ワンダホー!
だいたい僕はむかしからアナログにアウトプットする機器がとても苦手でした。だってデジタイズしてWebコンテンツ化するのが目的で生きてるようなものですから、データを紙にするとかβカムにするとか全く無駄なことだと思ってたくらいですわ(とはいえDTP出身だけどw)。
プリンタ複合機のようなものをドーンと設置しておく時代はもう終わりつつあるのを先述の須貝さんのブログを読んで思いました。この地代家賃とかインク代ほかランニングコストとか、うまく作動しないイライラとかインク切れたときに限って深夜とか、そういうことを考慮するともうプリンタ買わないほうが経済的にも精神衛生上も良いかもね。
リッピングしたのでCD捨てましたという過激な論調が流行ったこともありましたが、基本的な考え方はそれに近いかもしれません。とにかく今はリアルからWeb方向へのインプットが重要、逆のベクトルではあまり負担を強いられたくないですよね。
投稿者 愛場大介(Daisuke AIBA / Jetdaisuke) : 2010年2月15日 05:43