今日のガジェット楽器ブームは先代のカオシレーターから始まったと言っても過言ではありません。
▼KORG KAOSSILATOR（コルグ カオシレーター）

その伝説の名機が満を持してのアップグレード！
というよりもはや別物のプロ仕様、その名もずばりカオシレータープロ（KORG KAOSSILATOR PRO）でございます。先日より紹介しておりましたが、ようやく先週末に店頭発売されまして我家にも届きました。
▼KORG KAOSSILATOR PRO

そしておなじみアンボックス動画

なんとなくやまとのバルキリー玩具などを想起させる黒地にビーム光のパッケージデザインが良いですねえ（笑）筐体はKORG KAOSS PAD KP3と共通のものです。先代と違って残念ながら電池駆動はなし。ま、でもこれ野外で使うのは難易度高そうな形状です。どっしり置いて使いましょうという印象のデザインですし。

タッチパッドの保護フィルムまで付属してるのが嬉しいですね。端っこに合わせて貼ってしまったので反対の端が大きく空いてしまいました（笑）かなり小さめサイズなのは剥がしやすさを考慮してのことでしょうね、パッドが凹んだ位置にあるので。皆さんはなるべく真ん中に貼るよう心掛けてくださいね。

先代カオシレーターから何が変わったかというと、一番大きな違いはGATE ARP「ゲートアルペジエーター」です。スライダを使って自分で制御できます。演奏するアクションがちょっとカッコ良くなりますよね。これがリズムパターンにも適用できるのだからシビレずにはいられません。

また、録音できるバンクが4つに増えたので、途中でリズムだけ抜くなど曲に抑揚がつけやすくなりました。パソコンとのUSB接続でメモリ内容などを管理できたり、MIDI端子でほかの機器と接続してのプレイも可能です。ちなみにエディターソフトのアイコンが他のKORG製品のものよりちゃんと作ってある（笑）以下キャプチャ画像

音色にはボコーダーも加わり200音色に増量。僕個人としてはリズムパターンの最後にひっそりと収められてる某テクノポップ名曲のようなものがとてもお気に入りです。これをGATE ARPで演奏するだけでリミキサー気分（笑）

勢いあまって練習風景をUstream.tvにて生中継までしてしまいました。それが以下の動画。

ちゃんと練習しておけば、ライヴストリーミングDJのネタとしてもこれ一台で一時間くらいは平気でもつような気がします。あ、そうそう、ライン入力からサンプリングもできてしまうので、iPhoneアプリのドラムマシンなど他の機材から音ネタを拾ってくれば、より幅広い曲が演奏できます。ひさびさに価格以上に楽しめる音楽機材ですよ。演奏するだけでトリップできるスゴいやつです。
▼KORG KAOSSILATOR PRO

投稿者 愛場大介（Daisuke AIBA / Jetdaisuke） : 2010年3月28日 22:13