「神聖かまってちゃん」でロックンロールがツールであることを思い出した
「神聖かまってちゃん」の名前はツイッターで名前をよく見かけてたんだけど、そのバンドの曲は聴いたことがなかった。
二ヶ月ほど前にたまたまYouTubeで「23才の夏休み」のPVを観て衝撃を受けた。歌詞がヤバい、ボーカルがヤバい。喪男か引きこもりかとも思ったが、切れ味が全然違う。なんだこれはと。
そして続けて「ロックンロールは鳴り止まないっ」のPVも観てしまった。
「何がいいんだか全然わかりません」の歌詞には「そりゃあんたらの演奏力もだろw」と一瞬思ってしまったが、これが聴き進めていくともうホントにヤバい歌詞で、泣けてきた。演奏力だの歌唱力だのもうどうでもいい。
今この現代に表現ツールとしてのロックンロールがまだ健在であることに驚いた。
よくよく聴いてみれば歌唱力がどうというより、これは真似できない歌い方だ。口ずさめない。ここまでいけば孤高で至高のオンリーワンだ。実はわりと普通にも歌えるっぽいし。
そしてさっき、YouTubeで「夕方のピアノ」PVがおすすめされてたので観てみた。原曲は2008年くらいに発表されてるが来月発売されるらしい。これもまたいい。切れてるというか、何かが突き抜けてる。の子さん(ボーカル)の言う「ロック」の衝動が突き抜けている。どちらかというと、どうかしてる。
「佐藤」っていう名前じゃなくて良かったと思うwここまで恨まれるとは。このPVを観たせいでまた二ヶ月ぶりくらいに衝撃をうけ、さらにはiTunesでも販売されてることを知って一気にミニアルバムすべて購入してしまった。
▼神聖かまってちゃん 「友だちを殺してまで。」
あれこれとネタは尽きないバンドだけにこれからも楽しみだ。
投稿者 愛場大介(Daisuke AIBA / Jetdaisuke) : 2010年6月 5日 01:23