お絵描きAppの決定版 Brushes iPad Edition
お絵描きAppとしてはいわゆる御三家の「SketchBook」「Layers」「Brushes」というのがあり、どれもiPhone / iPadともに購入して使ってますが、今回はそのなかでも一番人気の「Brushes — iPad Edition」を紹介します。
もともとBrushesはiPhone用のペイントソフトとして評価の高いAppですが、iPadの画面サイズによってより一層絵を描きやすくなりました。
指先のスピードを感知して筆のサイズや透明度が変わる(という設定にできる)ので、実際に筆で塗ったようなアナログっぽい表現が可能です。
使えるレイヤーは最大6枚。
色を重ねて塗ったり、オブジェクトごとに塗り分ける際にとても重宝します。Photoshop等に馴れているとレイヤー数は物足りなく感じますが、レイヤー同士をうまくマージしながら描いていけば十分使えます。そもそもカンバスや画用紙に描いてたころはレイヤーなんてなかったんだからね。あるだけでも助かります。
しかもレイヤーはサイズや位置を変更できます。二本指で回転もできます。複製もできますし、乗算して焼き込むなどのレイヤーモードも5つ装備。さらに写真アルバムから画像を読み込むこともできます。
そしてメールに添付してMac宛に送信し、専用ビュワー「Brushes Viewer」で開けば、iPadの画面サイズに縛られない超高解像度のPNG画像としても書き出せます。惜しむらくはPSD形式でレイヤーを保持したまま書き出せないこと。
しかしそんなの相殺して有り余る機能が、動画の生成。
描いたものをプレイバック動画としてQuickTimeムービーに書き出すことが可能なのです。ストロークだけでなくレイヤーの移動や拡大縮小も再現します。上の動画もそうやって作成した動画をもとにしています。こりゃお絵描き遊びだけじゃなくて、アニメ制作にも一役買いそうですね。
iPad版のダウンロードは以下のリンクより
Brushes — iPad Edition — Steve Sprang
iPhone版は以下より。
Brushes — iPhone Edition — Steve Sprang
投稿者 愛場大介(Daisuke AIBA / Jetdaisuke) : 2010年8月14日 23:43