[PR] 本当は終わってない地デジ化の話
アイ・オー・データ機器さん共同制作インタビュー動画タイアップ記事です。
情熱が宮殿したプロジェクトの流儀として開始以来みなさまにご好評いただいております「ご近所さんはプロフェッショナル」シリーズ第三弾でございます。今回はわれわれインターネットにどっぷり浸かった人間には意外すぎるお話。
先月の下旬、アイ・オー・データ機器さんから「いま地デジ化が熱い」という話を小耳にはさみました。いやいやいや、今じゃないでしょう?と誰しもが思うはず。だって私もこれ、ネタとしては完全にスルーしようと思ったほど、2011年の夏の終わりと共に冷めた話題ですからね。
ところが、私らのようなインターネットと流行りもの大好きな人間だからこそ見落としがちなものがあるのですよ。以下のインタビュー動画をご覧ください。
地デジ化はいま・アナログ停波後の現実 今ウケているサービス!?
件のサービスについての詳細ページは以下のリンク先にあります。
ioPLAZA:地デジチューナー「HVT-T2SD」PC周辺機器 IO DATA 通販 ioPLAZA
テレビのリサイクル費用がだいたい3,000円、そこに地デジチューナーを5,800円で投入する価格設定の妙。しかしそれだけでなく、設置などに関する電話サポートおよび、FAX/電話/ネットによる注文、そして出荷。それらを土日祝含む365日やるという気合いの入ったサービス。これで月間10,000台を販売しているというのだから大した規模です。ちなみにインタビューに答えていただいた西田谷さん、同社のネット通販サイト「アイオープラザ」のご担当でして、FAX注文などとは一番遠そうな立ち位置だったりします。
それにしても、あらゆる方法でアナログ停波を大々的に告知してたというのに、人というのはいざそのときが来ないと動かないものなのでしょうか。7月末のアナログ終了以降で、地デジにまつわる公共団体に月間12万件もの問い合わせ。
しかもそのうちの1割(つまり1万2000件程度)が「地デジチューナーどこで買える?」というものだとか。我々ネット民にしてみれば、そんなの検索してみれば分かるでしょ?となるのですが、こと地上波テレビの視聴者層に関してはそうではないようですね。そこで、このサービスを開始したところ、とてもウケているとのこと。
これは雑貨屋だった友人から聞いた話ですが、新しいものや洗練されたものは都会の人しか買わない。日本でいちばん売れている雑貨は、郊外のホームセンターに置いてある定番商品、マリリン・モンローの鏡とか、ジェームズ・ディーンのタペストリーなんだとか。
ついこないだも、Macのソフトウェア開発者の方に「iOS版も出してほしい」と要望したところ、iPhoneだのAndroidだのはまだまだごく一部だと返されました。そして別のプラットフォームをやるならWindowsだとも。
振り向けばそこにブルーオーシャン。とかくフロンティアスピリットばかりが注目されがちですが、わざわざ荒野に乗り込まない大半の人々のニーズをうまく汲み取ることも大切だなと、私はつくづく反省しましたよ><
▼ioPLAZA:地デジチューナー「HVT-T2SD」PC周辺機器 IO DATA 通販 ioPLAZA
投稿者 愛場大介(Daisuke AIBA / Jetdaisuke) : 2011年11月14日 14:06