エイプリルフール自粛した企業はもっと自分の力を信じてもいいと思うのです
エイプリルフーといえば毎年、企業のWebサイトなどで恒例の「ウソ」が楽しいですよね。
巧妙なウソのなかには思わず「やられた」と感じるものもあります。これってある種のアハ体験や気付きのようにも思えます。
東日本大震災でしばらくストレスフルな状態が続きました。さまざまな心配事ばかりが頭のなかを埋め尽くしていた方も多いことでしょう。
ところが4月1日、いろんなウソに笑い、またはすっかり騙され、スッキリ爽快な気分になりました。気持ちをきりかえる良いキッカケになった方も多いのでは?
震災の影響は今後もまだまだ続きます。元通りにならないことも少なくないです。とはいえ、それを嘆いてばかりで先へ進むことを忘れてしまうのはもっといけません。
「こんな世の中」が日常になってこの先もしばらく続くかもしれないですが、どんなに悪いときでも悪いときなりにハレとケは分けてもいいはず。
通常の業務すらままならない企業もあるでしょうから、エイプリルフール企画については自粛するまでもなく遂行が無理だったという理由もあるでしょう。それは仕方ないと思います。
反面、こういった状況のなかでも笑顔を与えてくれた数々のウソについては拍手を送りたいですし、自粛ムードに流されず取り組んでくれた方々は本当に自分たちの力や役目を理解している素晴らしい方々だと思いました。
残念ながら4月1日は自粛してしまったという方々も、今後は311以前のように、そして更なる高みを目指して存分に力をふるって欲しいものです。
投稿者 愛場大介(Daisuke AIBA / Jetdaisuke) : 2011年4月 5日 10:46