ポケットDJシステム「Pacemaker(ペースメーカー)」がなんと4万円も値引きの¥19,800に
あれは2008年7月初旬でした。
ちまたではiPhoneがいよいよ日本上陸するということで盛り上がっていましたけれども!
その夏は音楽ガジェット目白押しでKORG DS-10だの学研シンセSX-150だのつづけざまに発売されてお小遣いがいくらあっても足りない夏休みでした。その中で、こういうモノも出てました。
噂のDJガジェットPacemakerを体験してきた【速報】
ポケットサイズDJツール「Pacemaker(ペースメーカー)です。
スウェーデンから意気揚々と上陸はしたものの、当時120GBモデルが79,800円とかなり涙目の価格。私は買えませんでした。60GBの普及モデルも出ましたがそれでもやはりちょっとお高め.... ですが、数ヶ月前よりAmazon.co.jp限定価格として、60GBモデルがなんと19,800円で販売されているのです!なんと定価から40,000円もの値引き!(泣ける!)ということで渾身の動画レビューをご覧下さい!
当然ですがチャンネルは2つあってフェーダーでミキシングできます。ループ作ったりBPM合わせたりフィルター噛ませたり、こんな小さなデバイスなのに一通りそろっていますね。ほとんどiPod感覚で、USB接続してパソコンから楽曲を簡単に追加できます。大きさ的にもiPodを少し縦長にしたような感じ。
最近はiPhoneとかiPadでもDJアプリはあるんですけども、音声出力が一系統(イヤホンジャックしかない)なので、モニタどうするんだという問題はつきまといます。別途LRのスプリッタなどで解決しているようですが、面倒だしモノラルだし。その点「Pacemaker」であれば、ラインアウトとヘッドフォンモニタは別で用意されています。クロスフェーダーも別々に操作できますよ。また、iPhoneのような静電容量式のタッチスクリーンよりも、ハードウェアとして物理的なスイッチやボタンのある方が確実で安心です。
とはいえ少し弱点もあるにはあって、2つのチャンネルを切り換えながらの操作になるので、1のキューポイントを探りながら2の方のイコライザを調節するなんてのはできません。そこら辺はやはり小型ゆえの割り切りも感じます。ですので、本格的にDJをやる人よりもどちらかといえば、エフェクター付きの携帯音楽プレイヤーとして購入するほうが合うかと思ってます。または電車のなか等での練習用とかね。
事実、僕はべつにDJやる人間ではありませんけども、これのおかげで自分の曲のリミックスが簡単にできてしまって、夜通し遊びたおしてしまいました(笑)クラブで本気DJというよりは、ホームパーティーなんかでBGM用にしつつ、ちょっとフィルタいじったりミックスしたりと「なりきりDJ」みたいな遊び感覚にはとても良いと思いますよ。
そういえばiPodなどの音楽かけながらちょっとエフェクタで遊ぼうと思ってKAOSS PAD mini-KPを購入した私ではありましたけども、接続するのが億劫でまったくそんな遊びはしたことがありませんでした(笑)でもPacemakerであれば、それらが一台に統合されたようなものですから、気楽に遊ぶことができそうです。
付属のUSBケーブルでも充電可能ですが、別売りACアダプタもあります。
投稿者 愛場大介(Daisuke AIBA / Jetdaisuke) : 2011年5月 9日 00:23