Google Text To Speech でお姉さんにしゃべらせた内容をMP3で保存する方法
もう皆さんご存知かもしれませんが、Googleはしゃべります。しかもWebサービスのGoogleだけに、それはURLを打つだけなのです。
URLを打つだけ
この下のコピペしてWebブラウザのURL欄にペーストしてみてください。
http://translate.google.com/translate_tts?tl=ja&q=こんにちは
「こんにちは」としゃべったでしょうか?
ほかのことをしゃべらせるには「こんにちは」の部分を書き換えてください。
英語にする場合は「ja」の部分を「en」にします。
もちろん日本語は発音しないので英語をしゃべらせてください。
http://translate.google.com/translate_tts?tl=en&q=Hello
あとはWebブラウザのメニューから保存、もしくは保存のキーボードショートカットをしてやればMP3ファイルとしてゲットできます。ブラウザによってはできないかもしれません。私はChromeとSafariで成功してます。
さてつぎは
Mac古来からのTTSを使用してしゃべらせる場合。
まあ方法はいくつかありますけども、OS X時代になってからはターミナルの「say」コマンドがAIFF出力に使えるようです。以下のをコピペしてみてください。
say "ほにゃらら"
これだけ打つとシステム環境設定にて指定している音源で「ほにゃらら」と発音するのみです。さらに…
say -v 音源名 "ほにゃらら"
上記のように「-v」に続けて音源名を入れておくと「ほにゃらら」と発音します。日本語が扱える音源は「Kyoko」さんです(システム環境設定から必要に応じてダウンロードされます)。
そして次でいよいよファイルゲット!
say -v 音源名 -o 出力ファイル名 "ほにゃらら"
「-o」のあとファイル名(と拡張子aif)を書いておけば、ユーザーのrootディレクトリにファイルが生成されます(この際には発音はされません、ファイル出力のみ)。
以下、KyokoさんとZarvoxさんでしゃべってもらう例
say -v Kyoko -o Kyoko.aif "こんにちは"
say -v Zarvox -o Zarvox.aif "Hello"
当然ながら英語用の音声を指定すると英語しか喋りませんので、その辺はお気をつけくださいませ。
投稿者 愛場大介(Daisuke AIBA / Jetdaisuke) : 2012年11月30日 22:22