二眼トイデジ BONZART AMPEL (ボンザート アンペル) 開発中の実機を試用してみた
二眼レフ風だけど、二眼レフじゃないコンパクトデジカメ AMPEL(アンペル)【GDC-AMPEL】
シーピープラス(CP+)会場にて出会った 二眼トイデジ BONZART AMPEL (ボンザート アンペル)ですが、さっそく開発中の現場にお邪魔して、唯一稼動する実機を見せていただきました。
かわいいけど変わった形でしょう?
レンズ2つありますが3Dカメラではありません。二眼レフでもありません。上の赤いのは通常の写真レンズ。下の緑のはチルシフトレンズ(TSレンズ/ティルトシフトレンズ)なんですね。
チルシフトレンズといえばトイデジ界隈では、風景写真をミニチュア風に撮るレンズですよね。本城直季さんの作品が有名ですけども、このレンズちょっとお高いんですよね。以下の通り、一財産でございます。
最近ではデジカメのアートフィルター機能で、このミニチュア効果を使えるものがあります。しかし、やっぱりそこはレンズを使って光学的に撮りたいというのが、写真やる人の本音ですよね。
というわけで、この「BONZART AMPEL ボンザート アンペル」では、懐かしの二眼レフのようなスタイルを踏襲しつつ、二つのレンズを切り換えて利用できるというアイデアの製品なのです。
撮影スタイルは二眼レフよろしく、上から液晶画面をのぞき込むかたち。
オールドカメラファンは思い出してください、この撮影スタイルの感触を。そしてトイデジ好きの方は、この新感覚に身悶えすることでしょう。
逆光で上を見上げるときでも、このスタイルなら顔を向けなくて良いから、眩しくないんだよね。
なんとマグネットを内蔵しているので、トイデジ用のワイコンを装着できてしまいます。
側面には、スチル/ムービーの切り換えや、セピア/ヴィヴィッドなど画調の切り換えダイヤルが付いております。
まだまだ調整中ということで実際の撮影画像をお見せすることはできませんが、地面にポンッと置いて超ローアングルで撮影するとすごく面白いですよ。
あと、動画撮影時にもこのヘソで構える撮影スタイルは安定していて良いですね。じつはバリアングル液晶のビデオカメラで皆さんついついやっている構え方なのです。
こちらは特別に見せていただいた、紙製のモックアップ。すべてはここから始まった!
紙のほうも持ってみて改めて思ったのですが、実機も驚くほど軽い。実際の重量というよりも、軽く感じさせるデザインなのだと思います。
そして今回の取材でいちばん良いと思った点、筐体はラバーコーティングのプラスチックで、手触りが恐ろしく心地いいぞ!ということです。
現在、アマゾンおよび楽天市場のショップにて予約受付中であります。トイデジ仲間に差をつけるなら今年は絶対手に入れたいアイテムですね。
追記:実機モニターして撮影しております!以下のリンク先にて。
▼詳細記事:BONZART AMPEL ボンザート・アンペル 実写サンプル
二眼レフ風だけど、二眼レフじゃないコンパクトデジカメ AMPEL(アンペル)【GDC-AMPEL】:アマゾン
世界初!二眼レフスタイルだけど二眼レフじゃない、新タイプのカメラ登場!!BONZART/ボンザー…:楽天市場
投稿者 愛場大介(Daisuke AIBA / Jetdaisuke) : 2012年2月23日 16:14