レンズ交換式カメラではなくレンズ選択式カメラと呼びたい
レンズ交換式カメラってなんだよ?
おっさんが何の脈略もなくグダグダ話してるのをiPhoneで撮影しただけなので、話が聞きづらいと思いますけれども、興味のあるひとは再生してみてくだしあ。
こないだ短編の撮影をしたんですが、カメラ二台使ったんですよ(未使用あわせて三台持っていきました)。
砂浜だったんでレンズ交換したくないんだからそうなりますよね。天候が読めない、塵や砂が多い、そんな場合にレンズ交換なんかしませんよね。
取材なんかのときでも当然、望遠と標準とか、広角と望遠とか、そういう組合せで持って行くかと思います。だっていちいちレンズ交換してらんないもの。
フィールドでレンズ交換しながら撮るなんてことは現実的には面倒くさくてあり得なさすぎるよなあと。それ以前に環境がタフすぎるわ。風吹いてゴミ入ってその日のロケおしまい。みたいになりかねないもの。
特に写真ではなくて動画撮りに行くならなおさらで、ちょっとフォトショップすればゴミとれるというものではないですからね。
で、しばらくペンタックスQを二台運用したり、iPhone 4Sを併用したりで分かってきたんですが、小さいカメラでそれぞれ適したレンズひっつけて持ち歩いたほうが断然良いなと。
ニコンV1なんかだと超望遠/連写の用途で安く済みそうだし、APS-Cなら高倍率ズームが多々そろってますし、標準域でボケが欲しいときはフルサイズ使うとか、魚眼などは飛び道具的な演出になるので完全に割り切ってペンタックスQ的なもので済ますとか。
ものすごくデカい一眼かついでいってレンズ交換であたふたするより、今は安くてそれなりの性能で小さいのがいっぱいありますから、合うレンズ付けて全部持ってった方が迅速な対応ができて良さそうですよね。
だからレンズ交換式なんて呼ぶのはメーカー側の陰謀であって、レンズ選択式というのが正しい。
どっかの記事にあったけど、実際一眼レフ買ったあとに交換レンズたくさん買うような人はそんなにいないらしい。そりゃそうだと思う。面倒くさいもの。だから僕だって、タムロンの高倍率ズーム付けてほとんどおしまいですもん。
カメラが変わると画質や画調が変わってしまって、映画なんかだと画がつながらない恐れがあるんではと心配になりますが、そんなのは無意味です。
なぜなら同じカメラを使ったところで、やはりレンズ変えた時点で画調など大きく変わってしまうのだからまったくもって合わせるのは無理です。変わらないんだったら「いいレンズ欲しい」と思ってること自体無意味ですし。
それでもうまく画がつながるように撮ってやるのが映画の面白いとこなんで、これから積極的にそういう運用に変えていってみようかなと。せっかく小型高性能のカメラとレンズが揃ってる時代なんだしネ。
というわけで次回「タムロン(TAMRON)のビデオカメラを知ってるか?」へつづく。
投稿者 愛場大介(Daisuke AIBA / Jetdaisuke) : 2012年2月25日 00:15