iPhone 4S および iPad(2nd, 3rd)の画面を AirPlay 利用で Mac にミラーリング、そしてビデオキャプチャーできるアプリ
いろいろワケありまして「iPad や iPhone 4S の画面操作をビデオキャプチャーする方法を考えてみる」という記事を書いたところ、さっそく別案をいただきました。
しかもかなり便利な方法!
それがこの Reflection.app — AirPlay Mirroring to your Mac なのです。
なんと「AirPlay」機能により画面ごとMacへ飛ばしてくれるんですね。須藤高宏さん(@Sutoh_Takahiro)より教えていただきました。
インストールは簡単、ダウンロードしてきたらローカルにコピーするだけ。対応機器/OSのバージョンは以下の通り
AirPlay mirror your iPhone 4S, iPad 2 or iPad 3 to any Mac running OS X 10.6+, wirelessly.
さて、Reflection.app を起動してみましょう。
何も起きません。
起きませんねえ…
じつは iOSデバイス側で「AirPlay」の設定をしてやらんといかんのです。ところがその設定がどこにあるのやら?「設定」アプリにはございません。どこにあるかというと…
ホームボタンを2度押しすると、起動中のアプリの一覧が出ますわな。さらにそこをスライドすると、画面の縦横ロックとか音楽再生の操作ができますよね。もう一度さらにそこをスライドすると、上の画像のようなものが出てきます。そこが「AirPlay」の設定であります!
ジャジャン!
Macが認識されました。しかも「ミラーリング」という設定まであります!これを「オン」にしてやることで、貴方のMacでもiOSデバイスが表示されるのです。
さらには画面操作を録画する機能までありますので、試してみました。こちらの動画になります。
うん、まあそこそこ使えますね。ていうか、サクサクですね。ほとんどの用途はこれで事足りますね。遅延はあれど音声も付いてきますし。
そんなことより驚いたのは、After Effects でレンダリングしている最中に、この「Reflection.app」を使ってiPhone 4Sをミラーリング表示。しかもその周辺事情も含めて録画するためにアプリ自体の録画機能ではなくQuickTime Xを用いてビデオキャプチャーと。これ、どんだけ重たいか分かる人には分かるでしょう?でもサクサク動いちゃってるの。驚いた。
あれ?
わたし確か「MacBook Air にてHDMIキャプチャできる「Intensity Extreme」を買ってみた」と昨日書いておりますよね… えーともろもろで三万円以上出費しておりま… ああー!!ちなみにこの「Reflection.app」というアプリは1ライセンス$14.99であります。
こりゃあ音声シンクロする用途でもなけりゃあ「Intensity Extreme」の出番なんてないじゃないか!!!(愕然)ちなみに私が購入したセットはこちら。
投稿者 愛場大介(Daisuke AIBA / Jetdaisuke) : 2012年5月14日 08:30