インターネットがめんどくさいので現実に逃げたい
ツイッターを見る限りでは、都内全域に雷雨であります。
僕以外の客が誰もいないのをいいことに、店員たちが楽しそうに談笑している26時過ぎの練馬区某所のハンバーガー屋であります。
女性店員がしきりに他の男性店員に向かって
死ねばいいのに
死ねばいいのに
と繰り返し言っております。
仲良し同士の会話にも聞こえますが、笑顔の価値を○円に設定しているこの店では、命の価値もどうにかなってしまったのかと深読みしてしまいます。
そんな会話を小耳にはさみながら、虚構新聞の事件にまつわる一連の記事などを読み、最終的にやまもといちろうさんの「試される虚構新聞」が腑に落ちたので、自分なりに今の感想などを書いておこうと思います。
私かなり出力が苦手です。
いきなり何を言い出すのかと思うかもしれませんが、コンピュータから何かを出力するのが本当に苦手なのです。
たとえばプリントアウト。
スキャンして電子化されたものをWebで扱うというのは昔から好きですが、その逆に紙へプリントアウトすることについては、あまりスマートな印象を持てずにいます。
私、本格的にMacをいじり始めたのはDTVしたかったからですが、最初は今のようにデジタル to デジタルではありませんでした。ビデオデッキのアナログ出力をコンピュータのPCIカードに挿してキャプチャするという方法。
ビデオ編集方法こそ今とあまり変わらぬノンリニアですが、レンダリングが完了したらまたこれをS端子でアナログ接続して、ビデオテープへと戻すんですね。ビデオテープですよ?
だって、ギガバイトクラスのハードディスクを買えるのはお金持ちだけだったので、テープに出力しなきゃ保存する場所がないわけです。
これもまたプリント同様スマートさに欠ける。
そんなわけで、私のやることは主にアウトプットではなくインプット中心になっていきます。そんなこんなの十数年です。
たまに、ブログを書いたりツイートすることを「アウトプットする」と表現される方がいらっしゃいますが、それ逆です。電子文書の作成はインプットです。
ハッキリ言って私にとってのインターネットは「公開する場所」ではなくて、ローカル保存の一歩先にある作業 = 海に沈めておくようなものです。
こうして書いているブログも、海に沈めているわけです。広大なインターネットの海に沈めているのです。
そうすると魚みたいに他の人たちが寄ってきて楽しんでくれたりすることもあるんです。また、自分自身もちょくちょく泳ぎに行って、他のものを楽しんだりしてるわけです。ところが昨今、訳の分からない連中が増え過ぎまして、
ここ海ですよー!
って言っても分からないんですね。
やれ、服が濡れただの、水が塩っぱいだの言うわけですよ。さらには、深すぎて取りに行けないとか言い出したり、溺れてしまったがどうしてくれるんだとか言い出す始末なのです。
海だっつってんだろバカ!
コロニー育ちでもないくせに
そんなわけで、私はちょっと進化して陸に上がらなきゃいかんなと思っているところであります。
投稿者 愛場大介(Daisuke AIBA / Jetdaisuke) : 2012年5月18日 02:12