Intensity Extreme にてビデオキャプチャに挑戦 接触編
以前に書いたとおり、iPad や iPhone 4S の画面操作をビデオキャプチャーする方法を考えてみる、というわけで購入した「Intensity Extreme」です。
ここまでの流れリンクは以下:
ひとまず開梱から試用までを動画にてご覧いただきたいと思います。
さて、ご覧いただきましたら、おさらいです。
まずこの「Intensity Extreme」を使うにあたって、Thunderbolt(サンダーボルト)のケーブルが別途必要であります。現在まだまだお高くて、Apple純正だと5,000円くらいしました。これは痛い出費…
あ、あとHDMIケーブルも必要ですね。で、この記事読むような方は接続方法などの説明は不要だと思いますので省かせていただきます。もろもろを接続しましたら、付属DVDに入ってるユーティリティソフトのなかから「Blackmagic Media Express」を起動
なにをどう頑張っても何も表示されないので、これはいさぎよく諦めます(笑) iMovie そして Final Cut Pro X でもキャプチャできないか試してみたものの、Mac内蔵カメラの映像が出るだけでまったく意味なし… うーんと悩みつつ QuickTime X にて試してみたところ、ようやく入力映像が表示されました!
QuickTime X で「ファイル」メニューの「新規ムービー収録」にてキャプチャ画面を出します。そして入力ソースを「Blackmagic」に設定すると表示されます。
ところが音声のモニターができない。じつはこれ、音を喰っちゃう製品なのですよ。まるで一部のUSBオーディオインターフェイスのように、Macなどからの出力も Intensity Extreme 経由でしか聞けなくなります。
そのくせヘッドフォン端子なし!!!
ということで仕方なく付属のモジャモジャケーブルを通して外部スピーカーに接続するより他、方法がありませんでした。
まあ一応 そういう形で使えるのでこれで良しとしてもいいのですが、QuickTime X だと圧縮がモーションJPEGしか選べないというのが難点。Intensity Extreme 付属ユーティリティであれば「Apple ProRes 422 HQ」でも録画できるらしいですもん!これが使えないというのはやっぱり痛い。
というわけでサポートに質問の電話をしたところ、案外あっさりと解決。次回はその方法について解説したいと思います。お楽しみに!
投稿者 愛場大介(Daisuke AIBA / Jetdaisuke) : 2012年6月 6日 17:43