手打ち蕎麦 二村 石神井公園
石神井公園駅の南口、練馬高野台寄りの方面は商店街もなく、飲食店もほとんどないエリア。
線路沿いは医院や薬局などしか目につくものはありませんでしたが、去年お蕎麦屋さんが開店しました。
先日初めて行きましたが、綺麗で気持のいい店内です。照明もほどほどに落としてあって良いですね。
桜の葉の塩漬け(桜餅に巻いてあるアレね)を蒸した鶏肉の上に乗せてあるのですが、これがもう絶品でね。僕はローストポークとかローストダックをよく作りますけども、この蒸し鶏は真似してみたくなりました。シンプルな塩の味付けで、旨味を充分に引き出してます。
思わず目を閉じてしまいました。
(おいしいと視覚を遮断する癖があるのです)
一見して美味しいの分かりますよね。見ただけで安心できるこの蕎麦、二八であります。
ただ、天つゆが出てこなかったので、そば猪口に漬けて食べる残念なものかと思いきや…たずねてみれば、別の猪口でもそばつゆを出せるとのこと。良かった良かった。
個人的には、天つゆである必要はなくそばつゆで食べてもOKです。そばつゆに天ぷらの油が浮いてしまうと蕎麦の風味が死ぬのでいやだったのです。別の猪口も用意してもらえるなら無問題ですね。
とかなんとか言っちゃって、じつは天ぷらはすべて塩でいただきましたけどね(笑)ええ、天ぷらは塩に限ります。特に蕎麦屋ではね。
それにしても大満足だったなあ。
ほんとうに美味しいお店は、ちょっと食べれば心が満腹になりますね。外食で満たしたいのは食欲ではなく心なのですからね。
さて、この二村さんの味が大満足だったことで、なかやしき、野餐(のあえ)と石神井の蕎麦トライアングルができてしまいました。こりゃあ増々離れられない街になりましたね。
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投稿者 愛場大介(Daisuke AIBA / Jetdaisuke) : 2012年6月 7日 02:09