Surface Pro 3 を購入して後悔しているたったひとつのこと
Surface Pro 2 を使っておりましたので、当然Surface Pro 3 も気にはなっていたのですが、目をつむり耳をふさいで台風が通り過ぎるのを待っていても無駄なようですので、ビックパソコン館の清水の舞台から飛び降りてみました。
ちょっと使ってみてすぐ分かったのは、Surface Pro 2 とはまったくの別物だということ。
そして私 MacBook Air 2012 をメインマシンに据えておりますけども、代替可能というよりは、共存可能なマシンであると。パソコンではなく、よりタブレット感が出てきたので、食い合うならiPadのほうかもしれないです。
Surface Pro 2 よりも形状・重量バランスともによく、片手で持てるギリギリのタブレット感。
この薄さにしてようやくペンタブレットキラーになったようにも思います。デジタル画板として気軽に持ち歩いて良いものです。2ではその気にならない厚みでしたが、3ではどうにか片手もちで描けるかなと。新しくなったスタンドで膝の上に置いて描くのもいい。
2ではワコムのペンも使用できました。3のほうはワコムではなくなり筆圧感知性能も落ちたようですが、それでもお絵描きタブレットとしてはiPadよりはるかに上、以前よりSurfaceシリーズのほうが「ペン先」の面ではるか先を行ってましたし。3ではさらに差をつける、高級感と重量感あるスタイラスペンが付属。さらっと描いてみたところでは、私程度が遊びで落書きマンガをやるくらいなら2でも3でも差はあまりなく、むしろ画面が大きいことで描きやすい印象すらあり。ガチ絵描きの人にはどうか分らんけど。
タイプカバーはとりあえず日本語JIS配列のを購入したのですがこれはやっぱり使いにくいので、US配列のをネットで購入したほうがいいでしょう。MacでもWindowsでもJISキーボードは害悪ですね。特にマイクロソフトのせいというわけでもありません。
ただ12インチともなるといよいよオンスクリーンキーボードが本領を発揮します。iPadでも泥タブでも得られないあの至福の打鍵感が、2より幅広になって、よりしっくりくるのが3のいいところ。
新しいスタンドと相まって、タイプカバー無しでも十分に文字打ちは可能です。オンスクリーンキーボードからおなじみのキーボードショートカットを利用してコピペなどが可能なのもWindowsならでは。
ほんで表題の「Surface Pro 3 を購入して後悔しているたったひとつのこと」という件について。これはですね、最高スペックのものを買うべきだったなと。
思ってたより気持ちよく使えるんですよ。
店頭で触れてみて、2より断然薄くて軽く感じるので、お絵描きとあとはいくらかのタブレット作業の置き換えができればと思って下から二番目のグレードを購入したのですが、予想以上に使いやすくて毎日持ち歩きたいレベルの製品なのです。
だからAdobeのソフトもいくつかインストールしてみました。冒頭で掲載してる写真もそうなのですが、Flashでアニメ描いて遊ぶなんて10年ぶりくらいです。2だと絵を描いて終わりでしたが、3だと作業スペースが多くとれるので、直接スクリーンにペンで描いてアニメを作るなんてことも楽になりますね。
と、そういったことの可能性を考えれば考えるほど、こりゃあ最高スペックのものを買っておけば良かったなと。7万円くらいの差はすぐ取り戻せるほどのポテンシャルでした。皆さんもこれから購入を考えているなら、頑張っていちばんお高いのを買うほうが良いと思いますよ。
あと漏れなくおなじみOfficeが付属してますけども、もうそろそろ考え方を変えて、楽しみのための製品として打ち出してもよろしいんじゃないでしょうか。バンドルされてない安めの商品があると消費者としてもうれしいですし、だれもがSurfaceのような製品を使う場合に、Officeを必要としてるわけでもないので。
マイクロソフト Surface Pro 3(Core i7/512GB/Office付き) 単体モデル [Windowsタブレット] PU2-00015
投稿者 愛場大介(Daisuke AIBA / Jetdaisuke) : 2014年7月27日 10:33