伊豆諸島・利島から見る富士山が最高の絶景だった #tokyo島旅山旅
東京都の『tokyo reporter 島旅&山旅』企画で招待いただき、東京都下の周囲8kmしかない小島「利島」を旅したレポートの第三弾。
(前回の記事は→ 東京都内でイルカと泳げる?)
学生時代に映像を専攻しておりましたが、大魔神などでカメラマンを務めていた教授が「ナメ」と「ゴシ」について講義されてたのをよく覚えております。ナメとゴシは写真の画面を締める要素です。肩ナメ、枝ナメ、柵ゴシ、窓ゴシetc..
利島の集落をブラブラと散歩していたところ、いくつもの地点で、海越しに伊豆大島がハッキリ見えました。
ちょっと視点を左にずらすと、ザッパーンと防波堤に大波がぶつかる迫力ある光景と音。
そのとき「おや?」と水平線のむこうの存在に気付き、一眼カメラの望遠レンズで覗いてみました。
なにこの掛軸みたいな素敵なグラデーション!
美しすぎるじゃないですか。
ちょっと場所を移動すると松の並木。
松の枝ナメの海ゴシの富士山!
いろんなとこから富士山を見ましたけど、この日のこの絶景は忘れられないと思います。しっかり心に焼き付けました。波だった海面がその奥にある山々の連なりとよく調和しています。白波は富士の冠雪も想起させますね。本当に美しい光景。
ひとつ前の記事でもお知らせしましたが、翌日の朝昼はおだやかな凪でしたし海上はすこし靄がありましたので、上記のような白波のたつ海越しに富士を眺めるというのは、強風の日ならではの絶景だったのでしょうね。下は、翌日の凪の写真。
私この富士山だけでも来た甲斐があったと思いましたが、利島にはさらに私にシャッターを切らせる要素がありました。それはまた次の記事「尾道が好きな私は利島の坂道も気に入りました」でお伝えしますね。
以下「tokyo reporter 島旅&山旅」の利島旅行、全記事へのリンクです。
- 東京から出ずに南の島へ旅立つ方法と到着するまで — 利島への旅
- 東京都内でイルカと泳げる?
- 伊豆諸島・利島から見る富士山が最高の絶景だった
- 尾道が好きな私は利島の坂道も気に入りました
- 坂の魅力とそこはかとなくカリフォルニア感?伊豆諸島・利島の旅
- 伊豆諸島・利島の坂道を彩るものたち
- まさに金のなる木、椿油で高齢者の貧困問題も解決?東京・利島の民宿しんき女将さんに聞いた話
- 利島の星空と影ヤングマン
- 伊豆諸島・利島への旅行で気をつけるべきこと
- 竹芝まで伊豆諸島は終わらない!2015年・利島の旅 最終回
- 東京都内でジョロウグモを撮るなら利島村だ!利島の旅・番外編
投稿者 愛場大介(Daisuke AIBA / Jetdaisuke) : 2015年10月 6日 19:12