伊豆諸島・利島の坂道を彩るものたち #tokyo島旅山旅
東京都の招待による『tokyo reporter 島旅&山旅』シリーズ「利島」を旅したレポートの第六弾。前回の記事「坂の魅力とそこはかとなくカリフォルニア感?伊豆諸島・利島の旅 #tokyo島旅山旅」に続き、またまた利島の坂道の魅力をお伝えします。
利島の坂道には、アスファルトやコンクリートの車道、そして石段などもあることをお伝えしてきました。そして沿道を彩るさまざまなものについても触れてきました。ここではそういった坂道の魅力アップにつながっている素敵なものにさらにスポットをあてて深掘りしようと思います。
とても気になった巨岩。海のそばではこういった溶岩が露出している場所が散見されます。
これが何なのか分からないけど、坂道だけでも素敵なのにハシゴや鉄階段をかぶせてくるハイセンス上級者向けなことになっています。なんだこれ?
坂道カーブが多いということは、カーブミラーもあちこちに存在しています。
2段重ねのカーブミラーなら2方向を一枚の写真に収められて良いですよね。
人口300人ほどの村ですのでコンビニはなく
商店はあれど、開いてないお店などもあり
ドリンクの自販機は私が見つけた限りだと船着場を含めて3台。他にもあるのかもしれないけど、飲物が手軽に入手できるところではありません。とはいえ村落の行き来はほぼ坂道となるため水分の消耗は激しいです。十分な対策が必要かと思いました。
そして水がなくて大変なのは散策してる観光客だけではありませんよ。
細い坂道が入り組んでいるので、大型の消防車が出入りするのは不可能かもしれませんね。いたるところに消防団の器具置き場がありました。
坂があるから、家の屋根から生えてる小さな樹も見える。坂をのぼったからこその、この高い目線ですね。
今回の旅のなかではベストショットではなかろうか。
古びたコカコーラのボトルケース。これが坂と関係あるのかって?
地面に置いてあるものをめちゃくちゃローアングルで撮るのって『ローアングルで撮ったら面白そう』と気づいたときだけでしょ?上の写真は坂道をくだって行くなかで見上げた光景。そういう意味ではローアングルではなくて、立ち位置から仰いだ目線。坂ありきの写真なんですよ。
奥に見える斜面は宮塚山です。
民家の花壇に咲いていた花なのですが、これも坂の下からなのです。屈んだり寝そべったりしなくてもこういう写真が撮れます。撮れるというか、気づくんですよね、こういう小さな花びらが陽の光をあびて透けていることに。これは目線の高さでこういう光景が繰り広げられているからこそ、坂あっての気づきなのでした。
利島の旅レポ、次回「まさに金のなる木、椿油で高齢者の貧困問題も解決?東京・利島の民宿しんき女将さんに聞いた話」へつづく
以下「tokyo reporter 島旅&山旅」の利島旅行、全記事へのリンクです。
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投稿者 愛場大介(Daisuke AIBA / Jetdaisuke) : 2015年10月 7日 19:01