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伊豆諸島・利島への旅行で気をつけるべきこと #tokyo島旅山旅

利島がいまひとつメジャー感がなくプチ秘境である理由と、それによる帰れなくなる危険性への対策。あと坂道の散策で気をつけておきたいこと。

東京都のPR企画『tokyo reporter 島旅&山旅』により「利島」へ旅してきたレポート第九弾です。前回の記事は「利島の星空と影ヤングマン」です。

さて、この旅レポートもそろそろ終わりに近づいてきました。
10月3日の昼頃に利島へ上陸し、ほぼ丸一日のみの滞在で翌10月4日のお昼には、私は大型客船に乗っておりました。
大型客船

はい
大型客船に

大型客船

行きは高速ジェット船でビューんと速いって褒めてたのに、帰りはのんびり大型客船で帰るんかい!?

いえいえイエーイベイビーいえいえ違います。のんびり旅情を楽しみたいわけではありません。やむにやまれぬ事情ありです。本当は二泊三日の滞在予定だったのですが、それだと時化で船が着かない可能性があったのです。そもそもこの旅自体も9月の半ばに予定していたのですが、欠航と重なり10月となったのです。

これまでも書いてきたとおり、利島の外形は丸くて入江がないので人工の防波堤があるのみなんですよね。桟橋もほかの島よりは高さがあるようですが、それでも船が着かないことはあるそうで。その辺が利島行きを阻む要素というか、プチ秘境の度合いを高めていて良い感じでもあるんですけどね。
波かぶる2

そして当然のことながら、高速ジェット船はやや小ぶりなので、大型客船と比べれば波に弱い。
桟橋に大波2

にもかかわらず利島からの東京行き最終便は

12:50発:大型客船
14:15発:高速ジェット船

となっておりまして
つまり最終のジェット船まで粘ってしまうと船が利島に着かない可能性すらあると。『いやあ今日はさすがに着くでしょう』なんて会話が船の切符売場でされている。逆にいえば、そんな会話になるほど船が来れない可能性があるというわけでしょうな。

ドルフィンスイムのスタッフの方、そして民宿しんき女将さん、お二人から大型客船での帰りをすすめられる。しかし大型客船てのは昼に乗っても東京・竹芝着は夜になってしまうんですよね。と悩んでおりましたらば、民宿の女将さんが『大型船で大島まで行って、そこでジェットに乗り換える』のだと教えてくれました。

なるほど!
船が着きにくい利島ならではの乗り方!

というわけで、利島よさらば
12:50発の大型客船に乗って伊豆大島へと向かいます。
利島全景、帰りの船から

私は朝の9時過ぎには民宿を出たのですが、そのあとできるだけ利島の写真を撮りながら移動したかったので荷物をどうしようかと悩んでいたところ、船出まえの12時頃には女将さんが宿泊客のスーツケースなどを港へ届けてくれるとのこと。これは助かります。

民宿でのお昼ごはんは中止となりましたが、スーツケースと一緒に女将さんお手製のお弁当も届けていただきました。おにぎり三個とゆで卵、ウインナー。大型客船のなかで食べたよ。美味しかった。
お弁当

利島の船の待合所には食堂や弁当屋もなく、あるのはサントリーの飲料の自販機のみ。民宿でお弁当まで作ってもらえるのは本当にありがたい!

と思ってたんですが、さすがに大型客船内にはレストランもあるのですね。以下の写真はその食券の券売機ですが「骨付きインドカリー」って何なんだろう?(笑)
食堂券売機

そうはいっても伊豆大島へは一時間弱で到着してしまうので、あわてながら船内レストランを利用するよりは、やはり民宿のお弁当があって良かったと思います。美味しかったし。

あとドリンクの自販機の話が出たところで、以前の記事でも書いたことの繰り返しになりますけども、利島にはほぼ自販機が存在しないことをお伝えしておきます。私が見たのは船の待合所に1つと集落内に2つ。一応グーグルストリートビューで島内をぐるっと見てみましたけど自販機は見当たらず。もちろん他にもあるかもしれないし、人口比でいえばそれだけでも十分そうですが、とにかく坂道を移動しながらの散策に水分補給は欠かせませんので気をつけてください。都会の駅前みたいに10mごとに何か売ってるような環境ではありませんので。

さて話を帰路に戻しますけども、大島へ到着したら後は安心、高速ジェット船に乗り換えて竹芝へビューンと帰るだけであります。
高速ジェット船

以上
ジェット船の発着(波の具合)と水分補給(のためのドリンク購入)に気をつけるということです。次回「竹芝まで伊豆諸島は終わらない!2015年・利島の旅 最終回」へつづく。


投稿者 愛場大介(Daisuke AIBA / Jetdaisuke) : 2015年10月 7日 20:28

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