竹芝まで伊豆諸島は終わらない!2015年・利島の旅 最終回 #tokyo島旅山旅
東京都のPR企画『tokyo reporter 島旅&山旅』により「利島」へ旅したレポート10回目です。前回の記事は「伊豆諸島・利島への旅行で気をつけるべきこと」です。
これほど長いシリーズ記事になるとは思ってなかったのですが、ここまでお読みくださった皆さんどうもありがとうございます。今回で一応の最終回となります。無事、10月4日の夕方に竹芝桟橋に到着しました。
途中、久里浜に停泊中の「海の貴婦人」こと海王丸II世を見ることができました。
往路では航海中の姿を見ることもできたのでラッキーでした。
さて、東京・竹芝に到着したからといって旅が終わったわけではありません。正確には竹芝ではまだまだ伊豆諸島が終わりません。
帰港後、竹芝客船ターミナル内にあるカフェ「TOKYO ISLANDS CAFE」に立ち寄りました。出発前に気になっていたんですよね。このハンバーガー食べたい!って。
カフェの奥では「島っ子同窓会」なんてのが開催されてました。島々の玄関口である竹芝は、東北にとっての上野駅とか、埼玉県人にとっての池袋みたいなものなのかもしれませんね。
というわけで
ムロアジバーガーとポテトフライを注文しました!
- もっちりバンズ
- 厚切りフレッシュトマト
- まろやかチーズ
- 島タルタルソース
- ジューシームロアジメンチ
- シャキッとレタス
「島タルタル」というのは何だ?
当然このグリーンの色は名物の「明日葉」だろうと思って、お店の方にきいてみましたら、じつは海苔だそうです!このカフェの土産物売場に置いてる岩海苔の瓶詰め。それと同じものを使っているそうです。まずは普通のタルタルソースを作って、そこに海苔を加えるんだとか。
そしてなんといっても肉厚のパテ、というかムロアジメンチカツ。ちょっとピンボケでわかりにくいかもしれませんが断面は以下の写真。
みじん切りのタマネギらしきものが見えますね。
口に入れると「むふぁっ」と潮の香りが広がるような味、例えるなら「黒潮」でしょうか。魚のメンチカツですからね、ビーフと違うのはもちろん同じ魚でもフィレオフィッシュのような白身魚フライとも全然別物のバーガーでした。
島の雰囲気ただよう竹芝客船ターミナルを、後ろ髪ひかれる思いで立ち去ると、外はすっかり夜でした。
地下鉄の大門駅まで歩こうとしたところ、ターミナル周辺にもソテツだかフェニックスだか分かりませんがヤシ科の樹木がたくさんあることに気付きました。
竹芝通りにも同じ樹の並木がありましたし、モヤイ像を取り囲むようにも樹が植えられていました。モヤイ像は伊豆諸島新島村の名物だそうですね。
嗚呼!
あの風景を思い出しちゃうなこれは!
伊豆諸島はすっごく遠いところだと思ってましたけど、ちゃんと都心の街ともつながってるんですね。ぜんぜん遠くない。やっぱり同じ東京都なんだね。利島、行って良かったです。機会があればまた行きたい、もちろんほかの島々にも。
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▼tokyo reporter 島旅&山旅
以下「tokyo reporter 島旅&山旅」の利島旅行、全記事へのリンクです。
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投稿者 愛場大介(Daisuke AIBA / Jetdaisuke) : 2015年10月 8日 08:36