蜃気楼の撮影に成功、東京から日帰りでも行けるぞ
沖を航行する海上保安庁の巡視船です。
船体下部が上下線対称に反転した虚像が写っております。船の舳先の青いラインを見るとわかりやすいかも、また航跡の白波も反転像があるので音声波形のような形状になっていますね。
この線をさかいに上下線対称になっているのがおわかりいただけるかと思います。もっと派手に蜃気楼が出たときは、この下側の虚像が船全体の規模になったりするそうです。このときは控えめな蜃気楼でした。
この巡視船の蜃気楼は動画で見るととても面白いので、以下のYouTube動画にてご確認ください。他の蜃気楼についても解説しております。
右手の船のほうが上下反転してる感じがよく出ていますね。
動画でもお見せいたしましたが、ごく短時間のあいだにコンクリート堤防や建物の高さが大きく伸び縮みし、灯台の白黒模様の比率が変化しています。
A〜EランクのうちのEランクだったということで、こんな感じにとどまっていますけども、盛大に蜃気楼が出るときにはもっと長大な光景になると地元のカメラマンの方が仰ってました。ちなみにAランクは滅多に出ないそうです。
蜃気楼の予測を公開しているページ
http://micos-sa.jwa.or.jp/hokuriku/shinkirou/
魚津市ホームページ蜃気楼情報
http://www.city.uozu.toyama.jp/contents/kanko/sinkirou.html
朝イチで東京を出発、北陸新幹線で最速タイプの「かがやき」ではなく、やや停車回数が多い「はくたか」に乗車
JR黒部宇奈月温泉駅の向かいにある富山地方鉄道・新黒部駅から電車に乗って新魚津へと移動。
新魚津駅からは徒歩で向かいの、あいの風とやま鉄道(旧JR)魚津駅へと行きます。そちらの駅前に観光案内所などもあり、蜃気楼予測なども掲示してあります。
魚津駅前ロータリーのコミュニティバスに乗車し、海の駅 蜃気楼 にて下車。海の護岸が蜃気楼の観測スポットになっています。私の場合、到着は午前10時半ごろだったと思います。
多くの場合で蜃気楼は、11時〜16時に出現するそうなの東京からの日帰り観測もできますね。上記の予測ページや天気予報などを参考にしつつ行ってみると良いかと思います。
何時間も海辺で待つこともありえますが、地元の方々の解説を聞いていたり、食事をしてたりであっという間に夕方まで過ごせました。
海の駅「蜃気楼」ではイートインコーナーがありまして、麺類を中心にしたお店と、海鮮丼やお刺身を中心としたお店の2店があり、美味しい食事をしながら蜃気楼の出現を待てるので良かったです(^ ^)
ああ、また食べに行きたい(目的が違ってるw)
投稿者 愛場大介(Daisuke AIBA / Jetdaisuke) : 2016年4月27日 19:08