ツーカーS登場!話せりゃええやん
「説明書がいらないくらいカンタンな通話専用ケータイ」と銘打って登場したツーカーS(京セラ製)。"説明書が要らない"="液晶が要らない?"という結論になったのでしょうか?「話せりゃええやん」のコンセプトが結実した素晴らしいプロダクトともいえますが、押したキーの番号すら表示されないとなると、それはそれでユニバーサルデザインでは無いような気も…
それにしても、家族割引を利用するのが当たり前の時代に、ターゲット層の高齢者にどれほどのキャリア選択権がありましょうか?お爺ちゃんのいる家庭には、最新の高機能ケータイを使い倒したい女子高生などもいて不思議ではないのですが、そういう状況下で家族揃ってツーカーを選ぶという可能性は低いような気がしてます。まぁ、お爺ちゃんだけツーカーでもそれはそれで各家庭のことなんで構わないんですけどね。
そもそも僕が思うに、やたらめったら高機能化されたモノであっても、限られた機能しか使わないのであれば、それはそれでシンプルという事になるんじゃないかなと。<大は小を兼ねてるといいますか。
しかしまぁ、液晶とっちゃっただけのメリットは大きくて、待ち受けだけなら約1ヶ月充電不要!というスゴすぎる仕様です。ちなみに本当に説明書は付属しないらしいです。あと、ユニバーサルデザイン賞(経済産業大臣賞)を受賞してるようですが、ここまでやってて受賞しなきゃ逆におかしいくらいですから当然の結果ですね。
投稿者 愛場大介(Daisuke AIBA / Jetdaisuke) : 2004年10月20日 09:11